フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略
たくさんレビューがあるので、簡潔に。
無料がお金を生み出す可能性は極めて小さい範囲に
留まるのでは?という印象を受けました。
●広告モデル
→4マス崩壊が叫ばれ、「じゃ、ネットに」という流れはあるが、
力の弱いサイトがバナーを売ろうと思っても、月額数十万にも満たない。
(それどころか、さっぱり売れないのが現状)
成功例としてのグーグルの話は極端すぎる。
検索エンジンの発明・研鑽に加え、クエリー(検索結果)連動型広告を
非常に良いタイミングで最大限リリースできたからに他ならない。
(誰もがまねできるわけじゃないし、二番手以下は鼻くそ扱いになる)
●試用モデル
→アトムの無料サンプルは旧来からある手法。
広告モデルに比べて、一部金払いのよいユーザーに支えてもらう分
まだマシといえなくもないが、たとえばニコ動が黒字化しないのを
見ていると、このフリーの未来派決して明るくない。
(かなり狭い商圏かつターゲットを絞り込めば有効かもしれないが)
●売名モデル
→すでにある一定の知名度をもつブランドが「フリー」を導入するのは
一番可能性があるのかもしれない。アーティストがタダでネットで新曲の
サンプルをばら撒いて、購買につなげる手法はわかりやすい。
たとえば、ベネトンがモバイルサイトのTOPページをTwitterクライアントに
してしまうのもある意味、フリーの実践といえるだろう。
宣伝するための広告ではなく、ツール化することが結果的にその企業の
ブランディングにつながったりするのは理解できる。
ただ、こういうケースにおいては、お金を直接的に生み出すわけじゃなく、
あくまで間接的なものではないだろうか。
「フリー」と叫ぶとちょっとカッコよさげだけど、実際にこの概念を
使ってビジネスを生み出すのは思ったより不自由じゃなかろうか、と。
本書は、ネットのビジネス戦略を考える上では必読だと思うので、
心情的には★4つ(限りなく5つ)ですが、生み出すお金の規模を
論理的に比較・検証できていない気がしたので、★3つにしました。
著作権フリー音楽CD「Battle.」格闘ゲーム風サウンド
商品名そのまんまで、格闘ゲーム系にそのまんま使えそうな音楽です。
11のBULL FIGHTERなんかは○狼伝説スペシャルの○ンディ・ボガードステージを彷彿させます。すぐ連想しました。
14のEMPERORは同スペシャルの○ラウザーステージっぽい?こっちはまんまじゃないけど壮大な感じのラスボスと
闘ってる感じの音楽でした。
あとジャケット裏には曲に対して2行くらいの簡単な解説があり、売りっぱなしじゃ無い感じが個人的には好感が持てました。
著作権フリーの音楽を探していたらたまたま見つけたのでダメ元で購入しましたが、2500円くらいで買えるならまあいいかな〜?
って感じです。
ちなみに著作権フリーでも曲の加工・編曲利用はWESTSIDE〜の表記が必要です、とか、丸々コピー&再配布販売などを禁止しますとか、
常識の範囲を脱した使用はもちろん禁止の表記がありました。(だいぶ省略してますがおおむねそんな感じの内容です)
ファイアー・アンド・ウォーター+6
このアルバムは1970年に発売されたブリティッシュ・ロックの名盤です。まず
全体でいえば、ブリティッシュ・ロックの王道をいくどっしりとした重みのある演奏、
そしてブルースの影響を強く感じさせる渋い名曲の数々がなんともいえない魅力を
放っています。
それにしてもこの時期のバンドは演奏がとてもしっかりしていて、聴いているのが
本当に楽しいです。フリーで言えばまず名前が上がるのがギターのポール・コゾフ
だと思います。私も彼のブルージーなギターが大好きで、ソロ・アルバムも買って
夢中になったものです。ただ、彼の演奏はブルージーなだけでなく、キレの良さも
兼ね備えており、コードを刻んでいるときは曲がタイトに引き締まります。とにかく
このアルバムを聴くときはまずこのギターに注目して欲しいです。
そしてベースのアンディ・フレイザー!よく“地を這うような”と形容される彼の
ベースですが、存在感が抜群です。ただし、存在感があるからといってけっして前に
しゃしゃり出てきている訳ではありません。どっしりと腰を据えて、曲を支えている
のですが、彼のベースのあまりのかっこ良さに思わず耳を奪われてしまうのです。
そのベースのハイライトといえば『Mr. Big』です。曲の後半アンディの音が
どんどん熱さを増していき、奇跡的な音磁場を生み出します。始めの方は普通の
ベースラインを引いているなという感じなのですが、それがしだいにメロディアスに
なっていく過程にぞくぞくします。
そしてヴォーカルはポール・ロジャースです。この人も決して派手なパフォーマンス
はしませんが、フリーの曲を演奏するのにぴったりな十分なスキルと渋さを併せ持った
素晴らしいヴォーカリストです。しっかりシャウトもでき、さらに声の端々から
ブルースがにじみ出ています。
そしてあまり目立ちはしませんが、ドラムのサイモン・カークも素晴らしいです。
キレのいいドラムをジャストとしか形容しようのないドンピシャのタイミングではめ
込んできます。音もどっしりしていながら、乾いていて、私の大好きなドラムです。
様々な個性の集まった音を、このドラムがまとめているといった感じですね。
これだけ素晴らしいメンバーの演奏をぜひ体感して欲しいです。
フリーというと『オール・ライト・ナウ』のイメージが強く、確かに私もいい曲
だなと思うのですが、どちらかというとそれ以外のナンバーに彼らの本質はあると
思います。『オール・ライト・ナウ』はフリー解散後にポール・ロジャースとサイモン・
カークがメンバーとなって結成するブリティッシュ・ロックのスーパーバンド、『バッド・
カンパニー』に通じるところが大きい、どちらかというとスタジアム・バンドといっても
いい、スケールの大きな演奏です。
まず1曲目の『ファイアー・アンド・ウォーター』。とにかくギターがかっこいいですね。
リズムを刻んでいるところ、中間のソロ、とにかく素晴らしいです。そして後半、
ファイアー・アンド・ウォーター!とポール・ロジャースが歌い上げるところには
ぞくぞくします。
そして4曲目の『ヘヴィー・ロード』はそのタイトルの通り暗く、淡々とした曲調
ですが、彼らの渋く、心の奥底から燃え上がってくるブルース愛が感じられて私は
大好きです。
このアルバムはまさに名盤と呼ぶに相応しいものだと思います。
BUFFALO 11n/g/b対応 無線LANルーター WHR-G301N/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
BUFFALO無線LANルータ値段の割には、大変よいですよ。
もちろん環境にもよりますが、うちの場合は、木造二階建てです。
ケーブルの30メガですが、ストレスなく繋がってます。
BEX リージョンフリー CPRM対応 DVDプレーヤー BSD-M1BK
リージョンフリーだろうと思って買った輸入盤の音楽物DVDが届いてみたらリージョン1だった(泣)。ショック〜と思ったけど、友人に聞いたらリージョンオールのプレーヤー、安く売ってるよと言われ早速購入。ハコ開けて取説見たら、「リージョン2以外再生できません」て書いてある!うっそーん、と思いつつもTVに接続してみたら、ちゃんとリージョン1も見れるじゃあーりませんか。あー、そういうお約束なのね。パッケージにも取説にもフリーなんてどこにも書いてないけど、おおっぴらにそうは書けない事情があるんでしょう。映画だったら字幕ないとつらいけど、音楽物なら輸入盤で全然OK。国内盤買うくらいの金額で輸入盤のDVDとプレーヤーが買えちゃうよ。この値段だから、作りがちょっとちゃっちいのと、リモコンの受光範囲が狭い気がするのは許容範囲としましょう。