ブレイン・スナッチャー~恐怖の洗脳生物~ [VHS]
原作をよく踏まえた良作です。
寄生前後を役者の演技に頼った演出がいい。
UFO見物客の行きと帰りの様子が明らかに異なったり、
わざと胸の谷間を見せても無反応なので見破ったりと細かい演出が光ります。
登場人物がひととおり寄生されるという恐ろしい状況が。
それにより侵略者の記憶をも共有する展開も見事。
一番光ってるのが、やはりドナルド・サザーランド。
怪しいジジイをやらせれば天下一。
異形の侵略者相手でもマイペース。
侵略者をして「手ごわい人間」と言わしめる地球最凶の敵だ。
スナッチャ-
当時PC88-FHでプレイした記憶を呼び戻しつつ楽しませていただきました。
発売当時の作品にはACT-3はありませんでしたから。
当然シナリオ評価は満点なのですが、
いま見ると操作性や画像などに昔を感じます。
それは仕方ないのでよいとしても・・・
BGMと音声のバランスが悪いですね。
自分は聴覚は良いのですが、それでも聞き取りにくいセリフが何カ所かありました。
音量を大きくしてできるときは良いのですが、せめて字幕は付けるべきでしたね。
しかし、80年代のアドベンチャーには名作が多々あります。
他のメーカーの方々。
ぜひ現代のゲーム機で、ジーザスやαなどを復活させてくれませんか?
この際、メーカーは合同で80年代アドベンチャーパックとか・・・絶対買いますが!!
SF/ボディ・スナッチャー【字幕版】 [VHS]
SFスリラーの傑作。エイリアンと化した住人に追われるシーンは怖いです。ラストも怖かった~!
エイリアンの叫び声が、「THE THING」のそれと似ていて、
おぞましい。
SNATCHER 【PCエンジン】
CDを使用する事でいっそうの臨場感や緊張感をゲームに持てるようになった頃の作品 京都議定書やチェルノブイリ事故などの時事問題も組み込む事でリアリティーを増し ドラマメイクな作品に仕上がっている 原発に対するアンチテーゼ 後の作品ポリスノーツのひな型となり メタルギアシリーズから続く核問題に対しても多少の含みを持たせている ブレードランナーと騒がれた事もあるがKONAMIお得意の骨格デザインをみれば充分に別作品と言えるのではないかと思うが人それぞれ 販売当時のアドベンチャーゲームに映画の要素をあわせた意欲的な作品ではなかろうか? 残念なのはテーマが決まっている為にプレイヤーの思考や感性が置き去りになってしまう それに尽きる
スナッチャー
PC-88/98、MSXなどが全盛期の頃のパソコンゲームの移植です。
パソゲ-の方は前編後編に分かれて発売されるはずが、結局前編しか出ず、後編が「SDスナッチャ-」というふざけた作品として発売されてしまったことで有名なゲームです。
PC-ENGINE CD-ROM2で、前編後編がきちんと製作された「完全版」として登場した時は、ADVファンは狂喜したものでした。
PC-ENGINE版があまりにも完璧だったせいか、このサターン版もPC-ENGINEと全く同じ・・・。
プレイしてみましたが、変更点は特に見当たりませんでした。
PCエンジンを持っていない人にもこの名作がプレイ出来るのはとても良い事かと思います。
ただ、PCエンジン、サターンともシールがおまけでついているのは一緒ですが、PCエンジンには詳細な設定資料集、漫画が付いているので、その点ではPCエンジン版のほうが上だと思います。
位置付けとしては、ゲーム本体は同じで、おまけが削除された廉価バージョンとでも言えるでしょうか。