メモリーズオフ ~それから~again(限定版)
メモオフ第4作目のファンディスクで、いのり・雅・果凛のそれぞれの本編エンディングからの後日談になります。
どのキャラルートでもいちゃいちゃ成分ばかりで、本編に有る様な暗い雰囲気は全くありません。
そこに若干の物足りなさを感じてしまいますが、明るいながらもそれぞれに核となるイベントが用意されているのでプレイ自体は楽しいです。
一応、本編のプレイをしていないと分からない部分が多々あるので、先に本編を一通りやっておいた方がより一層楽しめると思います。
残念なことは、葉夜と縁は個別のルートが用意されていないことです。
一応いのりルートと果凛ルートで出てくることは出てくるのですが、扱いとしては微妙です。
出来れば、全員分のアフターストーリーを作って欲しかったです。
限定版についてくるドラマCDは、それからファンならば一度は聞いてもらいたい一品です。
それからのキャラクターはその後の作品に名前だけしか登場しないので、新録の音声が聞けるというのは結構貴重なので・・・。
again
他のレヴューを拝見すると、やれロックだエレキだアコギだと微笑ましいです。アレンジ云々は二次的なことで、個人的には初めて聴いた時から「うた」という感じでした。やはり「どこか幼さを残したヴォーカルと曲調の疾走感が、世代を選ばず優れた音楽として機能しているように思います。若い時期に日本語で語りかけてくる、こういった良い意味で歌い手と聞き手とが対等に作品に接している、いまを十代として過ごすことのできる人はとても幸せです。」という気持ちに変わりはありません。
again (MINI ALBUM)
最近の報道で、あゆの作品を色眼鏡なしに見ろと言うのは難しいでしょうが、ここはあくまでも商品レビューの場であってあゆに対するレビューの場ではないので自分はそういう部分は完全に抜きにして今回のアルバムのレビューを書きたいと思います。
率直に言えば、前作の「LOVE」を越した感じはしませんでしたが、見劣りしているわけでもありません。
前作が内容的にも音楽的にも「浜崎あゆみらしさ」なら今作は内容的に「浜崎あゆみの心の叫び」で音楽的には「浜崎あゆみの挑戦」でしょう。
「Wake me up」・・・デジタルサウンドのロックチューン。サウンド的にはAL「Party Queen」に収録されていてもおかしくない感じで「NaNaNa」「Shake it」を彷彿とさせます。
曲全体としては「Rule」くらいぶっ飛ばしている感じで、今までのヘビィーなあゆロックとは打って変わってアゲアゲで盛り上がる系のロック。
案外あゆはこういう感じのロックが今までなかったので新鮮でした。
「Sweet scar」・・・ゆったりとしていて綺麗なバラード。歌詞も優しくて暖かい感じですが、内容とは反して曲調が暗い気がします。
あとは単調。最後のサビ辺りにもう少し盛り上がりがあれば曲全体の印象も変わっていたかも...
「snowy kiss」・・・「You&Me」に続く小室哲也氏作曲の疾走感溢れる切ないナンバー。
さすがは小室氏といったキャッチーなメロディーに切ない歌詞を曲の疾走感がより際立たせている佳曲。
激しい曲調に乗る高く優しげなあゆの声も味を出している。
「Ivy」・・・こちらも小室氏による作曲。同じくこちらもキャッチーなメロディー。
あゆのロック系、夏うた系、そして「Ivy」のようなミディアム系の曲にはホントに外れがありません。
今作の曲はどれも一連の報道を連想するような歌詞がありますが、「Ivy」は特に一連の報道を歌っているような感じがします。
タイトルの「Ivy」という意味も、一番の歌詞と二番の歌詞と三番の歌詞、それぞれ向けている相手が違うところから来ているんだと思います。
最初はPVも存在しないし印象の薄い曲だと思っていましたが、実は今作で一番の要かもしれません。
PVも「You&Me」の続きだと思えば何てことなく自分は見れましたし、「LOVE」の曲たちのPVの様にストーリー性がないものよりこういうPVの方が自分は楽しく観れました。
ジャケ写も「You&Me」の続編だからワザワザ渦中の彼を登場させたのでしょう。少しやりすぎな気もしますが。
リミックス系の曲もリミックス嫌いの自分でも楽しめるくらい良かったです。
どなたかのレビューで前作の3曲と今作の4曲を合わせれて8曲のミニアルバムにすれば良かったのにという意見をみてそれには自分も納得でした。
まぁ、今作は新曲が4曲あったのでギリギリ、ミニアルバムと呼んで良いと思います。
松任谷由実さんのミニアルバムも4曲入りだった物が存在するので。
全体的には、前作同様充分に楽しめました。
声も大分綺麗になられていて聴きやすいかと思います。
最後に、買ってないと宣言しながらレビューを書いたり、一連の報道を受けてあゆに関する個人的意見を書いたりしてCDのレビューをされてない方がいますが、そういう人はここに書かずにどっか掲示板や自分のブログやツイッターにでも書いてて下さい。
レビューは商品参考のためにあります。
人様のことどうこう言うなら場所を弁えてからにしましょう。
場も弁えれない人は他人のことをとやかく言う資格はありません。
ネバーセイ・ネバーアゲイン [Blu-ray]
007オリジナルシリーズ4作目「サンダーボール作戦」のリメイク作品。
1983年に「007オクトパシー」と同年公開された。
制作プロダクションが違うので、いわゆるシリーズ番外編という位置づけ。
当然、先日発売されたBlu-rayのシリーズ22作コレクションBOXには入っていない。
ガンバレルOPが無いとか007テーマ曲が無いとか違いはあるものの、
初代ボンド役ショーン・コネリーがカムバックしていて、オリジナルと言ってもいい出来である。
ボンドがタンゴを踊るシーンや、本家では数少ないバイクアクションとか見所も多い。
敵役のバーバラ・カレラなど見事な悪女ぶりだった。
コネリーのユーモア溢れるセリフや演技も健在。
製作陣・配役も豪華絢爛。
監督は「スターウォーズ帝国の逆襲」のアービン・カーシュナー、
音楽・主題歌担当は「シェルブールの雨傘」「栄光のル・マン」などのミシェル・ルグラン、
撮影はインディ・ジョーンズシリーズのダグラス・スローカム、
キャストにキム・ベイシンガー(「バットマン」)クラウス・マリア・ブランダウアー(「メフィスト」)、
マックス・フォン・シドー(「エクソシスト」)ローワン・アトキンソン(ミスター・ビーンの役者!)
…とまあ力の入れ具合は中々のものだった。007を語る上では外せない一本であるのは間違いない。
で、今回のBlu-ray化は全てのボンドファンに「待ってました!」と言わせる内容だ。
なんとTV放映時の日本語吹替えが収録されている!(もちろんコネリーは若山弦蔵)
しかも2回放映された別々のバージョンが両方とも入っているという、これ以上ないプレゼント。
DVDがお世辞にも高画質とは言い難いものだったので、
その点でも今回は間違いなく買いである。即予約した。
ただしジャケットはちょっとショボイなあ。
ここだけ何とかならないものだろうか。