武装錬金~ようこそ パピヨンパークへ
オリジナルキャラのソウヤはカズキっぽい容姿に十字架がデザインされた服を着て、バルスカを槍状に組み合わせたような形の武装錬金を持つ少年です。
正直ゲームキャラの造形はイマイチですが、基本的に背中側からの視点なのでプレイ中はあまり気になりません。
通常攻撃で闘争ゲージが高まりパワーアップ。
その闘争ゲージを消費した必殺技で敵を倒すと核鉄型のゲージがたまり、MAXになると一定時間無敵かつ闘争ゲージMAXで必殺技使い放題のヒートアップが発動可能に。
ここからがこのゲームの真骨頂。思う存分ブチ撒けましょう!
ちなみに通常攻撃とダッシュは相互にキャンセル可能(パピヨン除く)なので、交互に入力すると連続ダッシュより高速で移動できます。
最初はカズキと斗貴子しか使えませんが、物語を進めるとパピヨンとソウヤも使用可能に。
さらにパピヨンでパピヨンを倒すとパピヨンATが、カズキでノーマル全ステージAランク以上を達成するとヴィクターIIIがそれぞれ使用可能になります。
剛太と早坂姉弟は使えません。残念。
装備すると様々な効果を発揮する特殊核鉄。
各ステージに1個で計15個。
訓練場各レベルクリアごとに1個で計4個。
タイトル画面で「はじめから つづきから」を表示させると、パピヨンパークを見渡すように視点が移動するようになり、よく見ていると核鉄を2個確認できます。
この隠し特殊核鉄は「ノーマルクリア」「エクストラAランク以上」という条件を各6ステージ分満たし(六角形がデザインモチーフだから?)、本編のマップ上でその位置を調べると手に入ります。
あと、移動速度UPの核鉄をパピヨンが装備するとスキップで移動します、必見!
オススメは文字エフェクトON(「ズガァン!」「蝶・サイコー!」等の効果音が描き文字で表示される)&BGM真赤な誓い(アニメのOP曲)にしてのプレイ。
テンションが跳ね上がりますよ!
真赤な誓い
彼を初めて知ったのは、今から13年も前のアニメ
マクロス7の主人公”熱気バサラ”の歌唱担当だった頃。
当時は”ハミング・バード”というユニットを組んでいましたね。
まさに「俺の歌を聴け!」というセリフがしっくりとくる
圧倒的な歌唱力に魅了されてしまったのを記憶しています。
ハードロックからバラードまで、真直ぐな歌声が魅力です。
ジャムプロとしては”レスキューウイング”の挿入歌も
歌っていた彼ですが「バサラ命」的には、少し物足りなさも
感じていたところだったのです。
ところが今回の作品で、久々に彼の中の「熱気」を感じました。
まさに本領発揮と言ったところでしょうか。
真直ぐに突きつけられるような歌声は、あの頃のままです。
これを機に、彼のファンが増えてくれると嬉しいです。
武装錬金// (JUMP j BOOKS)
多くの紹介通り、話は「照星部隊」つまり"ブラボー達の過去"の話がメインとなっています。
もちろん戦闘に関する話もあり、漫画で語られなかった戦い方も次々と。
これにより、○○の武装錬金でどうして○○が倒せたんだ?
等の謎は見事に解明されます。読んでいてスッとしました。
後半の残虐的な描写も秀逸。
画はなくとも、そのおぞましさが伝わる文章には一種の感動を覚えます。
作中「こんな武装錬金は嫌だ」と思う所がありますが、我慢して最後まで読み進めて下さい。
最後に読者を裏切るような結果は決して用意されていませんので。
欠点は評判が良くない巻末対話。
巻末の対話は「駆け出しのお笑い芸人が空回りしている」様な感じ。
対話している当人間の楽しさは伝わりますが、
そこから読者側が何か汲み取る様な事は特にありません。
読み飛ばしてもさほど問題が無いレベルの対話です。
過去があるから今がある。
今の照星部隊の面々があの個性を持って存在する原因理由が事細かに書かれています。
武装錬金ファンならば、必読の一冊です。
武装錬金1 [DVD]
良い出来だと思います。一話と二話は序章といったところですが、これから熱い展開になっていくと思います。ジャンプ作品にありがちな引き伸ばしもなく、話がテンポ良く進むので気持ち良いです。少し間が欲しい所もありますが。
0P、EDとともに映像・楽曲がすばらしく合ってます。田中公平の音楽も非常にいいです。