野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ (講談社現代新書)
原発事故のあと、私たちは自らの生きる土地と世界をどのように再想像すべきなのか? 『野生哲学』はそのためのヒントを与えてくれる。「都市」に生きるわれわれが失ったものは何なのか? 見えなくなったものは何なのか? 感じられなくなったのは何なのか? 都市の価値観が削除したものは何なのか? 本書を読むにつれてそうした一連の問いが切実なものとして浮上してくるだろう。アメリカ合衆国という土地の古い地層を形成するアメリカ・インディアンの文化を辿る旅は、単なる民族誌的興味を満足させるものではない。それは現代人が今こそ再開発すべき「野生の思考」への誘いである。大地、動物、植物、太陽をめぐる彼らの思考は、人間が自然の一部であるという自明ではあるが余りにも忘却された真実を強烈に思い出させてくれる。筆者の対象との距離の取り方がとてもいい。そして小池桂一によるナバホ創世神話の劇画は心の奥まですうっと入って来る。私たちは謙虚になるべきなのだ。
ウルトラヘヴン (1) (ビームコミックス)
私の拙い日本語ではこの漫画の凄さを上手く説明出来ないが、まさしくペーパードラッグと呼ぶにふさわしい作品。独創的且つ描き込まれた絵と摩訶不思議なストーリーは一度読み始めると止まらない。少なくとも私はそうだ。ホントに麻薬みたいな漫画である。はっきり言って好きか嫌いかの両極端に分かれる類の漫画だろう。
初めて読んだ時は内容の意味が分からなかったが、何十回も読むうちにやっと理解出来てきた。面白い、つまらないかはともかく、凄い作品である事は確かだと思う。
是非一読をお勧めする。
G (Beam comix)
3回読んだけどやっぱり良く分らなかった。
分かる人もいるのかもしれないけど。
これだけの絵で描かれてると意味があるような気がするけど・・
やっぱわかんない。
買う価値はあると思います。安ければ。