ドラマCDシリーズ「BLACK CAT 3」 ()
vol.1、vol.2ともに連載終了後の時間軸で連載中のエピソードを回想しながら駄弁る、という構成だったが
今作は『新しい事件』について動きながら回想を挿む、という構成。
原作のファンなら楽しめるのではなかろうか。
Otome continue Vol.4
この雑誌のコアなファンには申し訳ありませんが、木皿泉さんの対談を読むためだけに購入しました。
対談相手の羽海野チカさんについては名前を存じ上げているだけです(これからしばらくして、『ハチミツとクローバー』を読みました)。
話の中心は、木皿さんがこれまでに書いてきたドラマです。近作の『Q10』に関する話が多いですが、『すいか』などほかのドラマのことにも触れられています。ドラマのプロデューサーとのやり取りなどについても書かれており、ドラマの脚本がどのように作られていくかが分かります。『すいか』と以降の作品にある微妙な「差」を理解するのにも役立ちます。
なお、ご存知の方もおられるでしょうが、木皿さんは夫婦二人のペンネームです。この対談では、それぞれ仲間内で呼ばれるニックネームでお話しをされていますので、実際は鼎談になっています。
追記
対談だけを読んで上記のレビューを書いたのですが、対談とは別にプロデューサーの河野英裕さんのインタビューも掲載されています。お二人(三人)が、『すいか』以降、ドラマを作るためにいかに苦闘してきたのかがよく分かります。また、プロデューサー主導によるドラマ制作ばかりになる弊害に関する発言には本当に共感しました。
「感応時間5~タナトスの兄弟~」
ダミーヘッドが好きで今まで2〜4を聴いています。 鳥海さんと森川さんの声が好きなので、5はあまり期待もせず今まで購入してたから5も買うか…って感じで購入。 発売するごとにクオリティが上がってると思いました。 感応時間5はまだ一度しか聴いていませんが、凄かった!の一言です。 手足がズシンと重く、身動きが取れなくて、手の平は床の方を向いてるはずなのに、感覚的には上を向いてるような不思議な感覚。 残念ながら途中で蚊に邪魔されて催眠が解けてしまって… またすぐ催眠状態に戻りましたが、蚊に邪魔されていなければもうどうなっていたことか…(笑) ホラー系など怖いのは苦手ですが、問題ありませんでした。 何が起きるか分からないという程良い恐怖心によって催眠効果が高まったのかもしれません。 フリートークも9分と長めに収録されていて楽しかったです。 やはり個人差はあると思いますが、私は好きです。
メインは勿論、サブキャラがたくさん登場しますので、大変賑やかで楽しめます。
信長&秀吉、謙信&兼続など、お馴染みの面々が繰り広げる掛け合いに思わず吹き出してしまいます。
他にも才蔵や光秀の意味深な呟き…冷静さを欠く兼続…など、想像を膨らませてくれるような演出が随所にあって、そんなところも含めて楽しめる内容になっていると思います。
あくまでコメディー仕立てのドラマですが、恋乱が好きな方は是非一度聞いてみて下さい。
つくものがたり
他の方が書いていらっしゃるように主人公が結構性格悪いです。いちいち文句たれたり、途中で投げ出したり、自分がテスト勉強しなかったのを他のせいにしたりと、お前はホントに主人公か!?と思いました。選択肢はあるものの無いに等しいです。しかも主人公が前述の通りなので、大抵状況が悪化します。プレイヤーを置き去りにして、主人公が勝手に進めてる感がありました。他のキャラもどん引きするくらい変態なヤツやかなりイライラしてくるヤツとほのぼのとした学園生活とは無縁状態です。主人公も主人公なので、基本的には主人公は大抵孤独で、他のキャラは他のキャラ同士でワイワイやってます。つまり、主人公も置き去り状態です(笑)。 悪いことばかりのようですが、声優さんやキャラデザ、音楽や戦闘はよかったです。買って損するということはありませんが、慎重に考えて決めた方がいいと思います。