タイフーン・シェルター [VHS]
物語の舞台は中国返還前後の香港。
撮影監督は、『欲望の翼』『恋する惑星』『楽園の瑕』『天使の涙』『ブエノスアイレス』『花様年華』『2046』『愛の神、エロス「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」』でウォン・カーウァイ(王家衛)監督と関わってきたクリストファー・ドイル(杜司風)。音楽は、シアターブルック。
明確なストーリーは無くシーンを繋ぎ合わせて撮られた作品だが、映像や音楽は中国返還で揺れ動く香港&香港人を巧く表現している。中国返還前後の香港の雰囲気が出ている。クリストファー・ドイル(杜司風)の香港&香港人に向ける視線が暖かい。希望が有りそうなラストが好きだ。緒川たまきは、透明感が有って良い意味で浮世離れしていて美しい。女の私でさえ惚れ惚れしてしまう。緒川たまき演じる日本人が「琉香」なのは良いけれど、浅野忠信演じる日本人が「ホンコン」はないだろう。
最初に「Another Side of TYPHOON SHELTER~時の物語への道しるべ~」という中国返還前後の香港のドキュメンタリーと『タイフーン・シェルター』のメーキングが収録されている。香港人のパワフルな生命力に圧倒された。本編よりこっちの方が面白い。
Tiny Homes: Simple Shelter: Scaling Back in the 21st Century
美しい家と楽しい暮らしはイコールではないのだなとつくづく思います。
この本に出てくる暮らしは本当に楽しそう。
ワタシもこんなおうちを作りたい!!!
DIYをする全ての人に勇気をくれる一冊だと思います。
これは「音楽ソフト」ではない。
トキュメンター作品である。
〜失敗した!!!!!!!!!!!!!!!
でも、1000円の損失で済んで良かった。
発売当初は、4千円近くだったんですな。
M.テイラーのようなGが好きな人には薦められない。
彼は全く写らない。
彼の雄姿が見たければ、「レディース・アンド・ジェントルマン」がいい。
こちらは、ロン・ウッド加入時以前のストーンズの最盛期・往時のAVが堪能できる。
後記作品も選曲上の不満がなくもないが・・・・・・・・・・・・・
ギミー・シェルター [VHS]
ストーンズは年代によって少しづつスタイルを変え、様々な楽しみ方のできる数少ないバンド。個人的にはこのオープニングに「ジャンピングジャックフラッシュ」が一番好き!(字幕もいいぞ)前半のマジソンスクエアのミックのハツラツとした表情がとてもいい。楽しそうにくるくる回ってる(笑)。この映像を初めて見たときの衝撃はなんとも忘れがたい。途中に流れる「ワイルドホース」や、「ユーガッタムーブ」(最近エアロがカバーしてたね)が心地いい。そして後半の緊迫感。「悪魔を憐れむ歌」が中断し、オーディエンスとヘルズエンジェルズのにらみ合い、ごねるキースもいい。曲中、一瞬冷静になったミックがやけくそみたいに踊りだすシーンがなんだかいい!いっ犬!?とにかくこの当時のライブの危険性?のようなものが浮き彫りになり、見た人は驚くこと間違いなし!。ビートルズがライブをやらなくなったのもわかるよ…。映画「イージーライダー」にも似た雰囲気の漂う傑作です!好き好きだけどね。