狼たちの処刑台 [DVD]
あァ、すごい! マイケル・ケイン 78歳、肺の病で呼吸困難に陥りながらも街のチンピラと、その後ろ盾を
信義の為、友人の敵討ちの為殺しまくります。
確かにブロンソンの古い映画にインスパイアーされたのでしょうが、それだけではなく私には
映画「タクシー・ドライヴァー」、「ダーティ・ハリー」さらにはフォーサイスの名作小説『戦士たちの挽歌』
へのオマージュ見たいな物を感じました。
ハリウッドのクライム・ムービーとは明らかに異なる、全盛期のフレンチ・ノアール(イブ・モンタン、アラン・ドロン、リノ・バンチュラ...)
にも通ずる、弾の一発一発の重みを感じさせる映像は重厚で、ウットリするほど。
Sirの称号を持つマイケル・ケインの格調の高さが、その悲しそうな上目使いの演技が、この凄まじい私闘殺戮譚を、
単なる殺しの物語ではないA級の人間ドラマにまで高め、野人ブロンソンの明らかにB級だった「狼よさらば」
と一線を引いていると感じるのは私だけか?
ラスト、またまた、あの地下通路に向う主人公の姿に、<何度でもやるぞ>と言う老人の意地を感ずる。
それと題名が秀逸。日本語題名ではなく原題<Harry Brown>、これもちろんケインの出世役
<ハリー・パーマー>に引っ掛けた...じゃないの?
ただ、警察の描写はいただけない。なんだか暗くて活気もなくて、おまけに助けを呼ぶ携帯電話も
もっていないのか?ここだけが不満
銀狼怪奇ファイル ~二つの頭脳を持つ少年~ VOL.1 [VHS]
銀狼怪奇ファイルは、わしにとっちゃ 歴代のダークヒーローです 泣けるぐらいかっこいんですよ(((・・;) ビデオでとどまらず、dvd化されることを祈ってます
おおかみこどもの雨と雪(本編1枚+特典ディスクDVD1枚)
ファンタジックなだけのファミリー映画と思ったら、狼男に恋した一人の女性が、二人の間に生まれた「おおかみこども」を様々な葛藤を乗り越えて育て上げる物語には、ファンタジーとかラブストーリーとかエコロジーとかのジャンルを超えた、本質的な生命の循環と魂の絆が描かれており、それは時として衝撃的で厳しく、時として荘厳で美しいものでした。
冒頭のイメージシーンに漂う不思議な詩情、大学に通う花と狼男の“彼”が運命の出会いをし、二人の生活が繊細な描写で綴られる前半のシークエンスで、もうその愛おしさが伝わってきます。
狼と人間の二面性を持つ子供達の誕生から、アニメならではの人間ドラマを成立させたという点で凄い。
二つの世界に属する子供たちを抱えた花は、何時の日か二人が自立する時に、何方の世界も選べるようにと、森と人里の境界に位置する北アルプスの山深い地に移り住むことにします。そしてこの美しくも厳しい土地で、花は自らの手で畑を耕し、作物を作り、雪と雨を育ててゆく。いや、育つのは子供達だけではない。若くして母となった花もまた、土地の古老や同世代の母親達との触れ合いに助けられながら、二人の子供の育児を通して逞しく成長してゆくのです。
この辺りの描写は、嘗ての国民的人気ドラマ「北の国から」を思わせ、次第に大きくなってゆく子供達に、すっかり親目線になってしまいます。(笑)
本作が素晴らしいのは、最初は母である花の視点から人生を語り、やがて、姉弟が、おおかみとして生きるか、人間として生きるかの選択へと視点がスライドしていく点だ。幼い頃は、快活な野生児の雪と臆病な都会っ子の雨という、コントラストがはっきりしていた二人のキャラクターは、小学校時代になるとすっかり逆転。そして、人生の分岐となる大きなドラマが待っています。
他者との違いを受け入れる母の花が、「しっかり生きて!」と二人の生命力を肯定する言葉を授ける場面は、感動的でした。前作「サマーウォーズ」では、思春期の少年の淡い恋と大家族の絆を描いた細田守監督。本作ではファンタジーという形でしたが、家族愛を高らかに歌い上げるスタンスは変わらないですね。作品ごとにクオリティーが高くなってきて凄いです。
狼大全集1 [DVD]
MAN WITH入門者だから。良かったですよ。
ライブ映像がもっと欲しいけど、MV見てなかったから、面白かったし。
ライブがいいグループですね〜。最高!
これ見たら誰でも行きたくなるでしょ。
一体、この人達は何者?急にすごいの現れたね〜。もっと沢山の人に知ってもらいたいです。
こんどは、オールライブのDVDを出すでしょう。それも買うと思います。