イマジン/ジョン・レノン 特別版 [DVD]
ご存知ビートルズのジョン・レノンの100時間におよぶインタビューと過去の映像を編集して完成したファン必見の1998年製メモリアル映画です。
リバプールのライブハウスでうろうろしていた彼ら4人組が世界のトップスターに成り上がった背後には、時代と音楽の先をよむに長けていた俊英プロデューサー、ブライアン・エプスタインの存在がやはり大きかったようで、彼が32歳で若死にしてからはもはやビートルズの解散は避けがたかったと思われます。
しかしこの映画を見ていると、ビートルズ、なかんずくレノンの真髄は、カブト虫組解散以後にあったことがよく分かります。「酒、歌、女はた煙草」と詠んだ佐藤春夫に倣ってドラッグやインドや愛と平和運動やオノヨウコなぞの生と性の妄動と親しく交わったレノンは、1971年に代表作IMAGINEを発表します。
そのメロディも歌詞もこれ以上ないくらいシンプルなものですが、天国や地獄や財産や国家や、生死を取り扱ったフレーズから浮かんでくるのは、「愛と平和こそ第一」と公言するこの人の、そのじつきわめてアナーキーな思想です。
かつてキリストや地上の権力を公然と否認した希代の革命家は、楽曲IMAGINEの中で己を夢見る人とちゃかしながら、じつは現世の愛と平和すらてんで信じていなかったのではないでしょうか。
愛と平和を歌うことなぞ迚もじゃないけど恥ずかしすぎて 茫洋
絵本ジョン・レノンセンス (ちくま文庫)
~アイドルとして絶頂期にあった1964年に出版された自著「In His Own~~ Write」(彼自身の筆によって)の訳書である。この本は、一般的にはただのポップアイドルであったレノンが、レコード業界とは別の領域で才能を評価され始めるきっかけとなったようだ。もっとも、人気の波に乗ってベストセラーにはなったものの、「10ページ以上読んだファンはいない」などと揶揄されたらしい。原因は、その難解な内容にある。短編物語集の体裁に~~なっているが、題名からして「in his own right」(彼自身の権利によって)という本のもじりらしく、全編通して言葉遊びに満ちている。音の面白さのみに重点を置いて書かれている部分も多く、普通の感覚で意味を読み解こうとするのは無駄な努力と言える。
~~
そういう意味では、日本語に訳すことは不可能である。だから、そのような困難な翻訳に挑んだ片岡義男ら翻訳家の業績をひも解き、彼らなりの解釈を楽しむのならいいが、レノン本人の感性を味わうには、その部分を差し引いて考える必要がある(それでも彼独特の世界はかなり伝わってくる)。ちなみに2冊目の著書、「A Spaniard in the~~ Works」も、「らりるれレノン」として日本語訳されている。~
Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon
耳にしたことのある有名どころは一通り網羅していると思うレノンのベスト版。持ってないけど一枚買って聴いてみたいという人は是非是非。全20曲で絶対損はナシ。
このジョンレノンのDVDを友に借りて見て思ったことは沢山在りますがとりわけ感じたことはベトナム戦争の時の空爆で死体の山が積み重なっていくのが非常に酷い印象を受けました。ジョンは戦争をやめさせる慈善活動や記者会見なども行っておりマイケルジャクソン同様素晴らしいと思いました。所でジョンの誕生日と息子のショーンの誕生日が10月9日と一緒なのには偶然過ぎて驚きました!ジョンはイギリスからニューヨークへの滞在で最終的には80年12月8日に熱狂的なファンの凶弾に倒れたのはそれだけジョンがカリスマ的存在だったからなのではないでしょうか!?ヨーコとの出会いもジョンにとっては楽しかったのではないでしょうか?!DVDの一部の内容でジョンが女子トイレに入り生理用品を取りに入った面白いエピソードもありジョンは実に不思議な人間像であったと思いました。ライナーノーツの見開き2ページを見てからDVDを見たのですが難しくて内容の少しは大体わかりましたが細かい所が分かりませんでした。やはり細かなキーワードがライナーノーツに書いてあるからそれの意味を把握してからDVD見たほうがよく把握できるのではないでしょうか!?ジョンの一生は波乱万丈だったと見て思いました。