おめでたですよ!―初めての妊娠と出産
ひどいつわりの時に買った『おめでたですよ』は、私の妊婦生活の支えでした!マンガの主人公がつわりと闘っているのを見ると「私も頑張ろう」なんて思ったりして。カタめの妊娠解説本からは得られない「励まし」をたくさん感じられます。もちろん、医学的な解説もちゃんとあって安心。つわりの乗り切り方からマタニティウェアや出産用品選び、気をつけなくてはいけないことなど、すべてこの1冊が教えてくれますよ。
夢のまた夢
鈴木雅之さんの曲で個人的には五指に入る名曲です
歌詞・メロディー共にとても感動できます
この曲は小田和正さんが鈴木雅之さんのために作詞・作曲・編曲を完全プロデュースした曲であり、「別れの街」「FIRST LOVE」に次いで3作目です
歌詞はタイトル通り非常に切ない感じなのにメロディーは別れの曲にしては比較的明るいです
ただ流石は小田和正!歌詞とメロディーが見事にマッチしてます
しかし何と言っても鈴之さんの歌声を無視してはいけません
あの歌声だからこそ心に染み渡る物があると思います
「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」 男45歳・不妊治療はじめました (光文社新書)
欲しい欲しいと子どもを望む善男善女のところになかなか訪れないコウノトリが,
子どもなんて要らないと切実に願う若者に降り立ったりする。
まことに生殖は不公平だ。
しかも,快楽だの愛だのの結晶としてできることが多い一方,自分の金銭感覚や廉恥を狂わせて病院に通っても何も残らないことがある。
この新書は,ひねりの利いた小説を書くヒキタクニオ氏の「受精活動」の記録である。
その少し斜めのものの見方が,子どもを持つための一点に向けて澄んだ眼差しへと変わっていく,そんな何年もに付き合う読者は,無事に産むということが達成できるのか,読了まで手を休めることは出来ないだろう。
それにしても,男性目線の生殖の現場の話は面白いです。
レビュアーは女性なので,その…こう言っては失礼ですが,「ずれっぷり」がたまらなくキュートかつ切実でとても興味深く読めました。
幸い多からん事をお祈り申し上げます。