ガンパレード・オーケストラ 青の章 (電撃文庫)
今回、榊ガンオケ3部作完結作としてすごく楽しみにしてたのですが。
終わってないですね。この話は。
「白」の場合は駄目小隊建て直しストーリー、「緑」は絶望的状況打開の為の一致団結までの話とだったのですが。「青」は天体観測を始める前にいきなり始まった平和なはずの島を舞台に、戦争を始めるまでの話でした。
個人的に「GPO」唯一の核のストーリーの存在する「青」だからこそ、「青」の話が読みたかったなと、そこが残念でした。
これだけ言うとすごくけなしてますが、評価は落としてません。みずほが素晴らしかったです。一応「青」のヒロイン的存在にも関わらず、アニメでもゲームでもドラマCDでもないがしろにされていた彼女が輝いていました。マイペースに、戦争が嫌いながらも戦おうとする彼女に深く感動しました。さらに、年少組の松尾と小野の成長もすごく「らしい」成長の仕方で嬉しくて仕方がなかったです。
よって評価は星5つ。もし次が存在するのなら、どの小隊の話でも彼らの日常的部分が、戦争から離れてる時の彼らの活躍を切望します。
PS2ゲーム「ガンパレード・オーケストラ」主題歌集
後どれだけ、走れば、辿り着ける、だろうか、今は、遥か遠くても〜白の章のCM(今はもう流れてないか)で流れていた頃から好きでした、この曲。歌詞もいいし、美郷さんの歌声も素晴らしいです。ぜひ一度聞いてみてもらいたいです。
ガンパレード・オーケストラ 緑の章 (電撃文庫)
私はアニメでしかGPOは知りませんが、この緑の章、アニメは迷わず星3つです。
しかし小説では、戦地は同じですが、設定がすこしづつアニメと違っていて、それが
良い方に転んだんだと思います。
傷つきながらも徐々に成長していく小隊を、時にシリアスに、時にギャグを交えて
面白く描いています。
榊さんならではの戦闘シーンの描写も絶妙で、ほとんど生身の小隊が、中型幻獣に
挑んでいく様は緊張感がヒシヒシと伝わってきました。
さらにGPMファンの私には、端役ですがあの人たちの登場にもプラスポイントでした。
ということで星5つですね。
ガンパレード・オーケストラ白の章 青森ペンギン伝説 (通常版)
ガンパレ(前作ね)から暗い世界観をなくしてキャラをヘボくした作品。駄作に近いですねー。
いや面白いんですよ、瞬間瞬間は。だけれどそれが少しも続かない。
やはりキャラに魅力が無い。ときメモ3のようなモデリングはともかく、一枚絵を見てもおよそ『上手く』無いデザインが悲しい。
戦闘は面白いとは思うけれど、戦車あつめて火力集中して敵撃破、って世界観を自ら破壊しているんでは。。
男同士に争奪戦があるので協力しての作業はなかなか行えず、延々と一人で数値をあげる毎日。
それさえもゲーム中盤にはマックスになってしまう虚しさ。
ゲームというのは、やはりシステムだけでもダメなんだなぁ、と実感しました。
ガンパレード・オーケストラ 白の章 (電撃文庫)
読んですぐ分かるのはTVで放送されたアニメの
ガンパレード・オーケストラとは設定が異なることに気付くと思います。
私個人としてはアニメの設定よりも数段面白いように感じます。
原さんの出てくるシーンでは流石は原さんとしか言いようのない
科白と行動に胸が熱くなりました。
しかし今回はラボ経験者が多いような気もしますが・・・
気になるといえば石田さんが書いたレポートの内容がとても
気になりますね
最後に、新たに決まった部隊名は言い難いと思います。