にごりえ [DVD]
見終えて、物悲しい気分になります。
オムニバス形式の映画で、時代は明治に生きる
人々の悲哀を描いている。
特に、根っこには、男尊女卑が重たく横たわっている、との感想。
しかし、その当時が、こんな時代であったという事を
映像で知る事ができるのは、意義が深い。
特に3話目「にごりえ」のエンディングは、私たちが
生きる現代においても予想が出来ない衝撃のエンディングといえた。
ドラマとしても十分鑑賞できる、と思いました。
あと、出演者について。
淡島千景さん、久我美子さんが若くてきれい。
また、杉浦春子さんの演技に感嘆しました。
3つのお話のエンディングが物悲しすぎ、どれか
ひとつでもハッピーなものがあれば、評価は☆5つに
したかった、と思いました。
にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)
NHKのテレビ番組のJブンガクを見ています。
2010年の8月に にごりえを紹介していたので読み直しました。
相手はいくらもあれど一生を頼む人が無いのでござんす
というくだりを
Sure, I have loads of admires - but no one I can trust my life to.
と訳していました。 最後のtoは思い至りませんでした。
へー,そう訳すんだと
にごりえ の中身と英語の勉強になりました。
英語にしてみるとにごりえ の良さと日本語の良さを再認識できることが分かりました