とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)
必要な本に巡りあえたと思えました。
いつも思うのは、虐待,連れ去り,性被害然り、ドクハラ,医療ミス然り、食糧問題然り、今の時代が病んできたのではなく、マスメディアの急速な発達と問題意識の向上、正義と信念を貫いてくれる記者さん達の努力で、昔から変わらずあった情報を私達が知る機会が増えただけではないだろうか、という事です。
誰でも子供の頃から、自分や周囲の子が危ない目に遭いそうになったり、遭った経験があるのではないでしょうか。反面、自分の子に限っては、という気持ちも。
あとがきも含めて、子供が傷付けられない様、親として努力したい気持ちに寄り添って、大切なアドバイスをくれる本でした。
自分の子に、この教育ははまだ早い、いや、必要だ、と、夫婦間の意見がおり合っていない家庭にも、この本はお薦めだと思いました。
服部良一/僕の音楽人生
これはCD3枚組、しかももともと80年代後半に出たものなのでいささか値段が高い。それに当時はノイズ除去技術も今日より遥かに劣っていたので、パチパチとかプチプチとかの雑音がひどい。とてもヘッドフォンでは聴けない音質だ。でも収録されている楽曲の素晴らしさには文句のつけようがない。一曲目の「流線型ジャズ」でまずぶっ飛び、そのままえらくレベルの高い演奏・編曲・歌唱でもって服部良一の作品が次々と繰り出される。「青い山脈」等の定番は当然として、「東京の屋根の下」といった曲にも聞き惚れよう。値段以上の満足をもたらすコレクション。
五木寛之・監修・選曲・ナレーション わが人生の歌がたり 第1巻
私が生まれて(父親の勤めの関係で、北朝鮮で生まれました。)引き揚げて来、小学校に入学、小学校の頃にラジオで聴いたり、歌ったりした懐かしい歌を聴いています。今、我が家は高齢世帯です。毎日聴いて当時の事を思い出しています。