エイジ・オヴ・ザ・ジョーカー(初回限定盤)
正直かなり厳しい内容です。デビュー当時から追いかけて来た自分としては、今回が一番違和感を覚えたアルバムです。
勿論6、8、11、のように文句無しの曲は入っており、ある程度満足している事はしているのですが…。
特に1〜5に顕著に表れているのですが、くどい程にサビの歌メロをダラダラ長く続ける、サビから間奏の間の強引なメロディーの上下。曲自体は悪くないからこそ余計におかしく聞こえます。アルバムを通して聞く気が全くしません。作風自体がAVANTASIAに近いので、去年の2作と比較すると大分質が落ちます。
トビアスはインタビューで、70年代のロックを敬愛し、それをEDGUYでやりたいと話しており、それは前作TINNITUS〜から表れていました。最高傑作はHELLFIRE〜、一番好きなアルバムはROCKET RIDEという私としては、前作も充分に満足出来る内容でしたが、今回は正直がっかりです。
出来るならばもう一度ROCKET RIDEの方向に戻し、その向こう側のものを造るか、若しくはAVANTASIAを踏まえたものにするか、今作はEDGUYでもなければAVANTASIAでもない、全てが中途半端であり、今のTOBIASがすべき音楽ではない曲ばかりです。
次作に期待というより、これからのEDGUYが心配です。
BURRN ! (バーン) 2011年 10月号 [雑誌]
表紙 & 巻頭特集は、AEROSMITH!
Steven Tyler & Joe Perryへの独占インタビューです。
2人の出会い、デビュー前について、来日へ向けて etc、いろいろ語っています。
。。。ただ、「レコーディング開始1週間後」という時期でのインタビューなので、
新作について、収録曲についてetcの、具体的な話は、まだですね。
お次に、DREAM THEATER!
Mike Portnoy脱退の経緯、「DTに戻りたい」発言、新ドラマー決定の経緯、新作 etcについて、
John Petrucciが語ります。(インタビュアーは、伊藤さん)
その他インタビューは、ほとんどが新作インタビューです。
LOUDNESSは、アメリカ進出頃の昔話が中心です。
OPETHは、ディスコグラフィー付き。(解説は、奥野さん)
Liveレポート・SAXONは、Biff Byfordのインタビュー付き。
個人的には、EDGUY, MADINA LAKE, CHTHONICが、興味深かったです。
内容的には、充実していると思いますが、「☆-1」させていただきました。
理由は、AEROSMITH。
「Just Push Play」(2001)から10年、「Honkin' on Bobo」(2004)から7年、前回の来日(2004)から7年。。。というのが現状です。
ベテランファンにとっては、おなじみのバンドですが、
「HM/HRを聴き始めて日が浅い人」「若いファン」のために、
ディスコグラフィー、バンドグラフィー etcを掲載するべきではないでしょうか? 主要なものだけでも。
10代、20代にとっての、10年、7年って、かなり長いですよね?
とりあえず、「AEROSMITH初心者」には、
2枚組ベスト「Ultimate Aerosmith Hits/アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ」をオススメさせていただきます。
Age of the Joker
もはやベテランの域に入っているドイツのメロディック・メタルバンドの最新作。
このジャンルの音楽が好きながらも、今までどうしても個人的にはファンになれなかったのですが
この作品でその考え方が変わりました。とにかくキャッチーで、フックに富んでおり分かりやすい。
聴いていて赤面するような、お子様向けのバンドも多い中で大人でも楽しめる貴重なアルバムだと
思います。初めてこのバンドに触れる人にもオススメの一枚。
ファッキング・ウィズ・ファイア~ライヴ・イン・サンパウロ 2006【初回生産限定版】 [DVD]
タワーレコードでながれていて、30秒ぐらい観ただけで即購入してしまいました。
EDGUYはLiveバンドだ!と言うだけあって素晴らしい出来です。さすがトビアス、観客の盛り上げ方を知っている。ヴォーカルも色あせていないし、演奏のバランスも由。恐らくライブバンドとしてヨーロッパで5本の指に入るだろう(ここ数年のライブDVDの中では1番です)。
少々ショックだったのはイケメン・トビアスの毛髪がかなり淋しくなっていること(ほとんど地肌見えてます)。そろそろキスケ同様ニット帽スタイルになってしまうかトビアス!(一応毛のあるトビアスを見るのはこれが最後かもしれない…)
だがライブの内容はそれすらかき消すほど素晴らしいものです。
正直、久しぶり本当にカッコイイLIVEを観させていただきました。
禿をもろともしないトビアスの勇姿をしかと目に焼き付けろ!