マングースの尻尾 (徳間文庫)
世界スケールの冒険小説が得意の作者。今回も世界を飛び回りながらのテンポのいい快作に仕上がっている。設定は氏の「フォックス・ストーン」にそっくり。しかし、「フォックス・ストーン」ほどの重みがなぜか感じらず、全編通して少し軽く感じられた。何度も主人公は命の危機に見舞われるのだが、なぜか緊迫感があまりない。おそらく全6章がそれぞれ別の事件なので、短編のように感じてしまうからだろう。(しかし途中から「フォックス・ストーン」の檜垣耀二が出てきたのはびっくりした・・・)
笹本遼平の代表作「天空への回廊」や「太平洋の薔薇」に比べるとかなり見劣りしてしまう。安心して読める冒険小説ではあるのだが、氏にしては少し物足りなさを感じた。
SLY MONGOOSE
かんなり、きてるね。このバンド。
はっきりいってジャンル分けは不可能。
サンバ、ジャズ、カリプソ、ディスコなんかを
スウィングするハードバップを下敷きに、見事まとめ上げてる。
強引にゆうと、これはロックンロールだ。
日本でこんな音楽が生まれてきたのが信じられない。
だって、セクシーなロックンロールをやれるバンドって今あんまりいないでしょ?
それが、聴きたいなら、これで間違いない。
「のだめカンタービレ」マングース・ボックス
のだめに今はまってこれからCDを買おうかなと思っている方、こちらがオススメです。
何よりも千秋と峰クンの「ヴァイオリン協奏曲・春」がいくつかヴァージョン入っていたりとか、曲でもドラマ版アニメ版とかあっておもしろかったです。
ただ、海外編の曲は入っていません。
お笑いマングース
ページ数は少ないですが、DVDのおかげで満足感は他のお笑い雑誌にも負けてません。DVDに収録されてるのは大田プロやナベプロなどの8つの事務所で、アメリカザリガニや飛石連休など、最近テレビでよく見かける人達のネタも見る事が出来ます。ただ、詰め込みすぎて個々の収録時間がかなり短くなってる場合があるのと、一部の事務所は音が割れていて少々耳障りな感じになってる事でしょうか。それがネックになりますが「とりあえず見てみたい!」って言う人向け。