とんがり帽子のメモル アートワークス
この本で思いがけなくオープニングとエンディングの絵と歌詞に遭遇し、懐かしく思いました。当時のアニメ雑誌に載っていたイラストにも再開し、嬉しい限りでした。絵の色彩が本当にきれいで、癒やされます。少し価格は高いですが、買いだと思います。
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(10) とんがり帽子のメモル BGMコレクション
これは見逃してました。DVD化を待ち望むあまり(笑)。翳りを背負った主人公マリエル・ルブラン。 -繊細さを絵に描いたような少女- 秀脱な名倉氏の背景画、さらに作品を支えるこの素晴らしいscore。近年の作品にはない非常にリリカルで、各キャラクターの心の動きを繊細に、しかも見事に描いた、傑作アニメのサントラBGM集。今は昔と侮る無かれ、この『とんがり帽子のメモル』のBGM集がその繊細なメモルの世界を見事に証明している。ファンの方がいるのは間違いないのだが。やはり忘れ去られたのか?ジャッジも全然付いてないし。追伸、幾らでも買うからDVD化を望む。90点
とんがり帽子のメモル SONG&MUSIC コレクション
放映当時、喜んで見ているのは自分だけのような気がしていたが、ほかにもたくさんおられたようで、ちょっと嬉しい。
曲はすべてにわたって、楽しく、優しく語りかけてくるものばかり。当時から、マリエルやグレースが練習している曲がとても凝っているなと思っていたが、やはり選び抜いたと書いてあって、納得。
挿入歌「しあわせいくつ」の「朝のほほえみ」と「夜の優しさ」はありがちかもしれないが、「昼のめくばせ」は、うまいなーと思う。
一番のお薦めは、やっぱり「金の星ふります」。宗教色のないクリスマスソング。素直な旋律と優しい歌詞、名曲です。幼稚園なんかで教えてくれないかな。
とんがり帽子のメモル DVD-BOX
たくさんの仲間や大人達に囲まれているメモルと「このまま死んでしまってもよかった」と呟く孤独な少女マリエル。美術だけでなく、友情やふれあいの大切さについて真摯に語ってくれるストーリーも魅力的です。
マスターは16ミリだそうですが、LDよりもフィルム独特の質感があります。ライナーのインタビューを読むと、第1話の制作がある意味でアクロバティックだったことがわかり、別な視点で驚きがあります。
CG全盛の今、テレビでこういう作品を見ることはもうないでしょう。