Ballade
正直、初めて聴いたときは面食らいました。
これが歌手・布施明だとは思って欲しくないといいますか…
布施さんの天下一品・高音の伸びがほとんど収録されていないし、
すべてがスローテンポすぎていまいちだなぁ、と。
しかし、何度も聴けば、深くじんわり染み渡っていくと思います。
Way of the Maestro
全10曲でした。CMやBGMで耳にする曲等も含む選曲で、堅苦しさを感じずに聴くことができました。
収録は、フルオケ・小編成・ピアノのみの3パターンがあり、曲によりそれぞれの共演が楽しめる構成です。
フルオケならではの壮大な部分もありつつ、全体としては繊細・優美との印象を抱きました。
歌唱も、余裕をもたせつつたっぷりととても丁寧に表現されており、ゆったりと味わうことができました。
とても深く感じる発声であることも印象的です。しかしクラシック歌手的なのではなく、あくまで「布施明である声」であることにも、非常に好感が持てました。
ライブのようにダイレクトに響く強さとはまた違うように思いますが、このCDならではの心地良い味わいはあると思います。
演奏に気になる箇所(所々、雑ではないかと?)、声に透明感を求めたい箇所(それも味のようにも思えてきましたが)もありますが、もし第2弾などがあれば、さらに細部へのこだわりにも期待したいです。との気持ちを込めて、☆-1とします。
紙ジャケ仕様です。取扱いに少し気を遣いますが、お洒落です。同じく紙ジャケ仕様で昨年発売されたsomething JAZZY2と並べてみるのもよい感じかと思います。
柳生十兵衛 七番勝負 島原の乱 [DVD]
米映画の人物のように善と悪が単純明快ではなく、
自分よりも立場の弱い人間にさえも許容・情を感じる
複雑な日本人の精神を十兵衛演じる村上弘明が表現しています。
幕府の命を受け、人を斬る十兵衛の苦悩が
前シリーズよりもさらに深刻化し、歴史的な大事件である
島原の乱を背景にしているため、7話完結
とはいえ、見応えのある時代劇となっています。
ゲストも多彩で実力派俳優が多く、硬派で骨太の演技も
楽しめることと思います。お勧めです。
城之内早苗20周年記念DVD「愛をありがとう」
城之内早苗のステージは十数回観ているが、これがあれば観に行かなく
ても済むと思えば少し寂しい気もするが、やっと出たという感じである。
何故だか彼女のステージは飽きないのだ。
「恋桜」から「Love is Dream」まで民謡や津軽三味線演奏をまじえた
素晴らしい内容だと思います。ただ「酔わせてよ今夜だけ」と「雪肌草」が
1コーラスなのが残念だ。また観客とのジョークも、そして舞台から降りての
コミュニケーションの取り方にもうまいものがある。
筆者もこの場で幾度となく握手をしてもらったものである。
ビデオクリップ集もついていて早苗の魅力満載だ!
布施 明スペシャル・ベスト‾1965-2009‾
布施明さんのファンです。タイトルから1965年から2009年と最新版です。
どの曲も歌いこんであり感動しました。
ベスト版もいろいろ発売されていますが今回も購入しました。