あなたに降る夢 [Blu-ray]
内容はすばらしい実話なので省略します。 画像ですが、黒帯無しのフル画面です。もともとか、ぼやけて、シャープな感じがありません。良く言えばふんわりとした雰囲気があります。個人的にはクッキリとシャープな画像で観たかったです。音質は吹き替えでドルビーHDと珍しくびっくりしました!
ワッツタックス / スタックス・コンサート [DVD]
以前にビデオで見たことがあり、ジェシ・ジャクソン氏の熱い演説、その後のキム・ウェストン女史の「ブラック・ナショナル・アンセム」にえらく感動したものです。で、DVD発売にあたり当然のごとく購入し、当然のごとく音も良く、チャックDの解説付が面白く良かったんだけど、何かが違う。ビデオでは歌の部分にも和訳が付いてたけど、今般のDVDにはその和訳が付いていない。その分感動が薄くなってしまった。残念極まりない。ワーナーさんには文句言いたい。絶対歌詞に和訳をつけるべし!!しかし、当時のブラックパワーのすさまじさ、バーケイズ、ルーファストーマス、アイザックヘイズ、他パフォーマンスの素晴らしさや、当時の黒人社会の現実を知るには最高の代物であるには違いないっす。
シャフト
会社の仲の良いファンキーな管理職にファンキーな曲をCDにしてプレゼントした。
1曲目はもちろん「シャフト」。僕らの世代では「黒いジャガー」だ。彼はパソコンに
CDを入れ音を出した。(彼の職場は離れにあり、休日は音楽を流してる)「え?これ
出てるの?」といいながらギターを弾くまねをする。もちろん「チャカポコ、
チャカボコ」のワウワウギターだ。アルバムを通しで聴いてみても全般に楽しめる。
中学生の頃シングル盤で買ったときB面に入っていた大好きな「カフェ・レジオズ」の
ギターは誰が弾いているのか素晴らしいオクターブ奏法だ(もしかしてウエス?)
ブラック・モーゼス(紙ジャケット仕様)
60年代末から70年代半ばにかけて、スタックスに残されたアイザック・ヘイズの諸作が、紙ジャケSHM−CD仕様で、ほとんど復刻された。一ト月早いクリスマス・プレゼントだ!
本作は71年に録音された、(ライナーノーツによると)R&B史上初のスタジオ2枚組アルバムだとか。
しかも、たとえば、翌年発表されたローリング・ストーンズのスカスカな「メイン・ストリートのならず者」と違い、たっぷり90分、無駄やダレのない、必然性のある、濃密な2枚組なのだ。
ブラック・モーゼとは、彼の呼称の一つらしいが、ヘイズの偉いところは、そんな黒人臭プンプンさせていながら、音楽に関しては、ヘンに黒人同胞のソウル、R&B,ブルースなどにこだわらなかったことだ。
本作でも、カーティス・メイフィールドやバトラー/ギャンブル/ハフらのナンバーを取り上げているかと思えば、カーペンターズのカバーでおなじみのバカラック「クローズ・トゥ・ユー」や、クリス・クリストファーソンの曲なども取り上げている。
そのバランス感覚、というより、全き差別意識の無さ、情愛の濃い楽曲こそがすべて、という姿勢が、彼をトータルなミュージシャンとして、超一流にしているゆえんだと思う。
本作は、名作ぞろいのスタックスでの作品群の中でも、トップ・クラスの名盤だとおもう。
ジャケットはシングルだが、CDはきちんと2枚入っている。
金銭的に余裕のある方には、ベストを除く全作のコレクションをお勧めしたい!