「ルネサンス時空の旅人」シリーズの1巻である。
タイトルは「聖なる都アッシジ物語」となっており、アッシジの町と教会を存分に紹介してくれるものと期待したが内容は少し異なる。
実際は「アッシジが育てたイタリア中世の画家ジョットーの生涯と作品」というべきであろう。そう思って見ていただければ内容は質実ともに充実している。
ただし、お値段は随分高いですね。損保ジャパンがスポンサーとなって日本テレビが制作放映したものであることを考慮するともっと入手しやすい価格設定にすべきではなかろうか。
何を見ることができるのか。元々「道」が主役のエッセイ(紀行文)だし、 その主役はもうこの世にいない。 彼が歩んだ道を辿るだけの希薄なものになるのではないか、と思っていた。
たしかにそうなのだけれど、そこにはおもわず引き込まれる力があった。
冒頭、現在の司馬氏の自宅の映像。ありし日の様子がそのままに遺されている。 司馬氏の文学を夢中に読んだものなら、身を乗り出してしまう光景。 書斎に至る空間には天井にまで届く本棚がいくつも並び、 司馬遼太郎図書館の趣き。中の本はきれいに整理されている。
案内してくれるのは、妻のみどりさん。 みどりさんは、司馬氏が旅の途中に書きためた取材ノートも見せてくれる。 色鉛筆で描かれた地図、書き込まれた文字。事前の調査。 ノートの表紙には時間までも記され、司馬氏の性格の一端が垣間見える。
「事前に調べていたことが、現地に行って、音を立てて崩れる瞬間が好きだ」 司馬氏の言葉である。
映像はそこから、彼の紀行文と共に、もういちど、その道に入っていく。
司馬氏はそこにいないが、見ていると、書籍『街道をゆく』とは違った興趣がわいてくる。 見えない彼の背中を追い求めつつ、彼が見たものを、取材により、映像で確認していく。
それはスリリングで刺激的で深く、ある時は衝撃的。
想像を超えた中身の充実度と重さに驚く。
富田勲の音楽、田村高廣の朗読がいい。
戻ってきました!
「光の天使(戦士)」たちが、あの時の感動をそのままに。
『丈』の潜在意識にダイブして対話する『ルナ』。
『ソニー』との対話をためらう『ルナ』。
そんな『ルナ』を支える『ベガ』。
仲間に危機を知らせる『ルナ』のテレパシー放送。
ニューヨークに集結するサイオニクス戦士たち。
東京で襲われ、力尽きて息をひきとる『姉さん』。看取る『丈』。
幻魔の最高司令官『カフー』の登場。
対決。越えられない力の壁。
不気味な笑みとささやかな勝利を味わいながら立ち去ろうとする『カフー』。
その動きを封じる、『姉さん』の残留思念。
「ちから」の意味を知る『丈』。
「ちから」の使い方を学ぶ『丈』。
自分の本当の「ちから」を覚醒させる『丈』。
再生、復活する『カフー』。
最終決戦へ!!!
...そして、『ベガ』との別れ。
1983年が、そのままに、いま ここに蘇りました。
お帰りなさい、『ベガ』。
毎日リピートしてます。
遙か5の世界観が広がったと思います! どの曲も素敵です(*^_^*)
1からずっとキャラソンは購入してますが、一番お気に入りになりました♪
「図解 太平洋戦争」という本を読んだ後、おさらいとして購入してみました。 見開き2ページごとに太平洋戦争での主な出来事を写真とともに辿って行くのでテンポよく読み進められました。 爆撃や魚雷から必死に逃げようとする軍艦の写真は何度見ても胸が苦しくなります。 また、日本と米の産業力、軍事力をデータで比較したページでは、米の次元の違う工業力に圧倒されました。 戦争中に製造られた戦闘機数は、日本が約3万機に対して米は約9万機。生産をライセンス制としたり、エンジン、機体の開発を それぞれ違うメーカーで分業するなど、その生産体制にも米の合理性が見て取れます。
戦後処理やアメリカの要人についての記述が殆ど無いなど、もちろんこの一冊で太平洋戦争全てをカバーすることは不可能ですので、 私ももっと他の書籍を読み理解を深めていきたいと思いますが、総じて丁寧にまとめてあると感じました。
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