まず、「デビルサマナー悪魔召喚師」の続編ですが、増子さんは3曲しか作曲されていません(前作は約20曲)。
しかし田崎さんや目黒がそれなりに頑張っています。当時は通常戦闘曲を聴いて「なんじゃこりゃあ」と思いましたが、PS版を周回すると違和感がなくなりました。 そう、「違和感がなくなる」がこのサントラの価値そのもので、要するに「慣れないと良さが解らない」レベルの曲揃いです(増子さん除く)。
私はオールドファンですから諭吉一枚で買いましたが、オークションでは一葉さんがボーダーライン。正直、BUSINの様にほぼ全ての曲が合格のサントラとは対極にあるサントラですので、一般的な人には諭吉単位ではお勧め出来ません(だから星3つなんですが)。
ただ、増子さんのアトラス卒業&田崎さんの最後のメインサントラとしては評価出来ます。因みに音質はそれ程良くないです。
ストーリー、カメラワーク、演技等、各所突っ込みどころがありまくりで、
全てがB級テイストで良いです。
ずっとセルVHSを探していたけど見つからず、DVD-BOX発売されて良かった。
しかしマスタービデオもそうなのか分からないけど、
平均ビットレートは7Mbもあるのに全体にモザイクがかった映像で残念。
マスター素材が古いから映像がボケてるとかならわかりますが、
本当にモザイクがかかってます。
それとディスク5の劇中途中で1分間近くの無音・無映像がありました。
これらが無ければ星5つでも良かったのですが。
独特の世界観こそがこのゲームの最大の魅力といえるとも思います。ホラーゲームではありませんが、夜中に一人でやってると心細くなってきます。
あえてジャンルを別に設けるとすると、『孤独系ゲーム』という感じではないでしょうか。
MISTというゲームをやったことがある人はわかると思います。もちろん人は出てくるのですが、不思議な孤独感を感じますね。背景はいっつも暗いですし、マップは妙にシンプルで逆にそれが孤独感を強調します。
対象年齢は高めです。
衝撃の展開に終わった3巻から数カ月…待ちに待った4巻の発売です。
物語は一気に加速・シリアス化していきますが、たまに悪魔のセリフにクスリとさせられます。
なので、話自体はドロドロなのですが読み疲れることはないでしょう。
ひたすら真っ直ぐでカッコいい主人公(と、目付役)、敵でも味方でもなんとなく憎めない悪魔たち。
怪しいお姐様に、可愛い後輩、やるときはやる上司…超脇役だけど応援したくなっちゃうおっさん。
主要人物から脇役まで、この漫画は本当に魅力的なキャラクターで溢れています。
そんな彼らと「大正ロマン」が絶妙なバランスで溶け込んだ傑作、ぜひご一読ください!
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