この映画、わけのわからん日本を描くトンデモ映画として一部カルト化
しつつあります。
確かにここに出てくる日本描写は、ぶっ飛んでいます。
しかし、アクションに関しては、見所いっぱい!
まずドルフとブランドン・リーの豪華共演。
格闘、銃撃戦、拷問からの脱出、日本刀での対決 等、約80分一気に
突っ走ります。
こういう映画は、素直にアクションを楽しめばいいのです。あーだ
こーだ言ってはいけません(笑)
私的ドルフ作品の中では大傑作の部類に入ります!
保冷機能が無くても、軽いモノで、キャラクターモノでなく、更に周りの友達は持っていない柄のモノを探していました。子供も大変気に入り、重宝しています。我が家は男の子ですが、女の子にも、もちろんよさそうです。
珍妙な「日本文化」描写と
見た目の派手さと肉体にこだわったアクション描写が
冴え渡る作品であります。
このような作品が、名作の影で映画史を支え続けたからこそ
現代の映画界があるのではないでしょうか。
GIGに参加した時に、BOOWYを真剣に聞いていた「あの頃の自分」に出会った気がした。
あの頃の自分は未来に向けて希望を持ち、ちゃんと前に進もうと努力していた。
16の歌詞じゃないけど、「このまま何も出来ないで 歳をとってゆくのはゴメンさ」と思っていた。
BOOWYを歌うヒムロックに
「今のお前はあの頃の自分と同じように真剣に生きているのか」っと凄まれた気さえした。
音楽は時として、昔の自分に出会えるタイムマシーンみたいなものかも知れません。
4人じゃなきゃBOOWYじゃない、と言う人もいるが、四の五の言わず、とりあえず見て欲しい。
きっとあなたも「あの頃の自分」に会えるはずです。
そして何故ヒムロックが批判されることを承知でBOOWYを歌ったのか、きっと分かるはず。
作者は半年程度の日本滞在でこの作品を完成させたらしい、素晴らしい観察力と絶妙なパースペクティブ、フランス人らしい美しい色彩感覚、東京を越え日本を捉えている。
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