小林信彦先生の喜劇人論です。
もう植木等さん、藤山寛美さん、伊東四郎さんの評伝といっていいでしょう。
冷静な客観的な分析の中にも喜劇や喜劇人への愛情がうかがええます。
先生ご自身のエピソードも細かく書いてあります。
最近なくなった谷さんや森繁さんのこともぜひ書いてほしいですね。
毎回、劇場で笑わせて頂き、さらにDVDでも笑っています。欲を言えば、DVDの発売がもっと早くなってほしいです。
伊東四朗さんは、最近次々に公演ラッシュ。 あいかわらず、飄々とこなす様子はさすがです。
今回「伊東四朗一座」は、おなじみの賑やかな面々に、 芸達者な戸田恵子を迎え、政界を舞台にした喜劇。
とにかく笑い、軽演劇を楽しみました。
伊東四朗さんはこの後、10月にも本多劇場で 水谷龍二作・演出作品「学おじさん」に主演、 今年5月、「熱海五郎一座×伊東四朗一座 合同公演」が青山劇場で公演されます! ゲストは何と小林幸子! その静かな表には出さないバイタリティ、喜劇役者の姿勢が大好きです。
NHK朝ドラとして作成され平均視聴率が50%を超えたという稀有な作品。その後何回も再放送され、いずれも視聴率は軽く20%を超えていた記憶がある。その理由は、おしんのどんな苦境に立たされても明るさを失わない姿勢が、いつの時代であっても私たちに「前向きに生きること」の大切さを教えてくれているからだろう。少女編は1980年代に作成されたが、内容は示唆的で含蓄があり、現在でも「古さ」は全くない。 おしんは、その後シリーズ化されたが、少女編が特に良く、子役の圧倒的な演技力と独特の緊張感が見る者に深い感動を引き起こす。夏休みや冬休みに親子で見たい素晴らしい作品。星は文句なく5個。お勧め!
切なくて涙なしに見れなかった。私はこういうストーリー大好き。 視聴率はあまりよくなかったようだけど、ファンタジーだから仕方ないのかも。 話の展開が遅めなのと、取って付けたような挿話があったかな。 老若男女全てに受け入れられる作品って難しいね。 加藤ローサ&中山優馬のキャストは正解。中山優馬は雰囲気があってこの役にぴったり。 ルカとアユムが同一人物として重なっていく過程も上手く演じていたと思う。 加藤ローサは明るくて情緒豊かなマコトを好演。
マコト(加藤ローサ)とアユム(中山優馬)は10年前、高校生で恋人同士だった。 海の事故で亡くなったアユムのセリフ「10年後の事なんて俺は分かんない。 けど一つだけ分かってる事は、ここにいる。マコトとここにいる。」が別の形で叶うんだよね。
10年後
バンパイアとして生まれ変わったルカ(アユム)。 教師をしているマコト。 (バンパイアは年を取らないから2人は10歳の年齢差)
ある日、ルカ(アユムに瓜二つ)がマコトのいる高校に転入してくる。 ルカは自分が人間(アユム)だった時の記憶をなくしていて、マコトもルカがアユムだなんて夢にも思わない。 けれどルカがだんだん思いだしてくるの。アユムとして生きていた時のことを、マコトが自分の恋人だったことを。 (魂が覚えてるってことなんだろうな) マコトもルカを見るたびにアユムの記憶が蘇ってきて、初恋のアユムの話をルカにしたりするの。 ある時マコトは、自分とアユムしか知らないことをルカが知っていることを知り、ルカがアユムだってことを確信する。 この辺りのストーリー展開は圧巻です!!号泣。
ルカは人間の血を吸わないと生きていけない。 それを知ったマコトは「自分の血を吸ってほしい、永遠にルカ(アユム)と一緒にいたい」と懇願するのだけど、 ルカは「マコトを失いたくない」と言って断る。
ルカが消える最後の日。 (大好きだった人を亡くして、10年後に会えたけど、またさよなら・・・) 「またお別れなんて、二度も別れるなんて」と言うマコトに対して、ルカ(アユム)は 「俺たちは2度も出会えたんだ」って。
気が遠くなりそうなセリフに号泣です(サントラも絶妙)。
ルカが消えてしまったあと、関わった人達の記憶は全部消されて、またいつもの日常が始まるんだけど、 ルカが存在していた時の名残がちらほら。そしてエンド。
ハッピーエンドにしてほしかった〜(切実)。 なので以下は私の勝手な続き。 バンパイアに魂はないという説もあるけれど、ルカには魂があったと思う。 だから神様はまたルカ(アユム)を人間としてこの世に戻してくれて、そしていつかマコトに再会!
ということにしときます(笑)。
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