1期のみなみけ+今風の絵。 中身やノリは5年前と変わらず。 見て損なし、見れない地域の方も、いつも安心4巻セット。 どっかの萌え豚専用の会社の作品みたいに13本も出すなんて事しません。 BDは「ファンサービス」です。 だから他社作品と違う3話収録、余計な誰得特典はほとんどなし。 特典がない=別にコンテンツとして提供される という意味です。 数分のミニアニメで釣って買わせるどっかのせこい会社とは大違い。 売れなくてもいいんです、講談社という巨大なバックボーンの作品は、円盤なんかの売り上げははなから期待していません。 面白いのは間違いないです。 連載第01話から10年読み続けていますが、絵柄が変わったけど中身はずっと維持。 むしろwebラジオやコミック付属の限定ドラマCDの方が面白いです。
放送されないけど見たい人、見たけど保管したい人にオススメです。 BS枠ありますので、見れない地域はないんですけどね。 むしろBSを導入したほうがいいです。 今期一番の作品です。
収録されているのは本編である「To heart2」、
本編の数ヶ月後の物語である「To heart2アナザーデイズ」
(ただし後日談ではなく、主人公が春(To heart2)に女の子と恋愛しないまま秋を迎え新たな出会いをしたら、というifストーリー。
とは言え主人公の人間関係はTo heart2を基準としており、To heart2の全ヒロインと出会ってある程度仲良くなったけど特定の相手とはまだくっついてない、というストーリー。
To heart2で発生したサブキャラとの伏線が普通に使われるので、一通りTo heart2やってないと意味不明かも)、
To heart2自体初めてなので詳細は知らないが、外伝と思われる「郁乃ストーリー(To heart2ヒロインの妹)」と「このみ&環ストーリー(To heart2の2大ヒロイン)」
以上の4タイトル。
全タイトルで総勢19人のヒロインらしい。To heart2で一応エンディングがある主人公の親友・雄二は含まない。
しかし取説のキャラ紹介見たら19人の中にヒロインの母親が含まれてるような?不倫はダメだろ、と思ってたらアナザーデイズでまさかのヒロイン候補?
全ルートクリアしてのレビュー。
* システムに関しての感想。
画面全体に文章を表示するスタイルなので、文章で絵が隠れる。これが個人的には気に入らない。
加えて、文章が表示されるときは自動で絵(背景)が暗くなるので、
文章が途切れる一瞬の美麗な絵が暗転するのにはストレスがたまる。
文字が画面の半分とか三分の一とか一部分のみに表示されるのなら、ここまで気にはならなかった。
オプション設定で文章表示時の絵(背景)の明るさを変更できるが、あまり明るくし過ぎると文字が読み取りづらい。
文字が背景の明るさに食われず、せっかくの絵が暗くなり過ぎない、自分にとってちょうどいい明るさを設定した。
画面は上下に若干動かせる。一枚絵のとき全体を見るのと、立ち絵のとき背の高いキャラと低いキャラが同時にいたらどちらかに合わせるとか。元々パソコンモニタ向けに作られたための画面比率の問題か。一枚絵がちゃんと見れないし、こちらで動かしてもテキスト進めると勝手に元の位置に戻るので不便だった。
アナザーデイズのシステム上の問題として、エンディング後の「Fin」の画面が一瞬で暗転して「システムデータをセーブしますか」画面に移行。余韻に浸らせない気か。
また、To heart2、アナザーデイズ(郁乃・環&このみストーリー含む)それぞれ全ヒロインクリアでお祝いメッセージが一枚絵付きである。それに加え、両作全クリアで一つ。計3シーン。
しかし!To heart2全クリア後、アナザーデイズ全クリアしたら、アナザーデイズのコンプ絵が一瞬で消え、両作全コンプメッセージに移行。アナザーデイズのコンプお祝いメッセージが見れなかった!ギャラリーには追加されたがせっかくのメッセージを見ようと思ったらデータを消して今度はアナザーデイズからクリアするしかない。
クイックセーブは無い。
既読文章のオートスキップも無い。
ただし1ボタンで既読のみスキップをスタートするので不都合無い。
データインストール有り。
システムの良い点として。
立ち絵が、本当の人間のような息遣いを感じられる動きをするのが良い。
「俺妹P」の一場面に採用された同様のシステムは、不自然に立ち絵がぬるぬる動いて気持ち悪いくらいだったが、
こちらはとても自然だ。
キャラの前髪や胸が自然に揺れる。
特にたま姉の私服はそれが顕著。いや〜良いシステムだ。
基本的に攻略は、放課後、目当ての女の子がいる場所を選び続けるだけなので簡単。
出会っていさえすればマップに女の子のアイコンが出るので「今日は何処にいるかな?」と迷うことは無い。
ただし何名か、そもそもどうやって出会うのか分かり難いキャラもいる。
* ストーリーに関しての感想。
スタッフの世代を感じさせる言語感覚、今どきの若者からはずれているが、ギャルゲーでは普通の文体。
作中に携帯電話は一切出てこない。
他のレビューでも書かれてるけど、ストーリーは学園モノのギャルゲーとして王道。
大きな山も谷も無い。スペクタクルを求める人にははっきり言ってつまらない。
しかし「重厚なストーリー」と銘打ったギャルゲーにありがちな鬱な展開もほとんど無いので、安心してプレイできる。
少なくともイジメや犯罪に巻き込まれることは無く、ヒロインが虐待を受けているとか重い話も無い。
山場は「ヒロインの抱える問題」か「主人公とヒロインの擦れ違い」のどれか。
いずれもまともなコミュニケーション能力持った人間なら、ちゃんと向き合って話し合えば解決し得るレベル。
主人公がヘタレでイラつくというレビューが多いが、まさにその通り。
このゲームに置ける一番のストレス要因。
女の子苦手キャラらしいが、現実の女苦手な人と違って、普通に女子にツッコんだり、時に親切を押し付けたりする、
まぁギャルゲーの顔無し主人公としてテンプレートなキャラ。
単に触れられたり抱きつかれたり関節キスとかで悶絶するだけ。
後々自分で「女の子苦手キャラ」とか言い出すので「てめぇはただのコミュ障だろ」とイラつく。
ラブコメで定番の超が付くほど鈍い主人公、とは悪い意味で一味違う
青臭いというより童貞臭い。自己完結ピュアボーイ気取りというか、
肝心なところで、恋する思春期男子なら普通の心情を、
「下心」だの「いやらしい気持ち」だのと否定して気持ちや行動を押し込める。
勝手に相手の気持ちを推し量って勝手に答えを出して勝手に線を引く。
幼馴染への想いを恋愛感情となかなか認めなかったのにはイライラさせられたが、久寿川ささらルートではギャルゲーの主人公としては史上最低最悪なヘタレぶりにキレかけた。
ヘタレと言うより、現実のヒロインを前にして自分の中で創り上げたヒロインに話しかけており、コミュニケーション障害すら疑わせる。
周りのキャラもあきれたり叱咤したりとイライラさせられてる描写があるので、
シナリオライターは自覚的にこういう主人公にしたのだろう。
確かにこの手のゲームの主人公がイケイケだとおもしろくないが、
それでももうちょっとプレイヤーをイラつかせないよう言動や描写を調整したりしてフォローできなかったのだろうか?
このPS3版でシナリオが修正されたと聞いたけど(まぁ物語の筋を歪めてしまうような改変は無理だったろうけど)直してこれなら原典はどんだけひどかったんだろう。
恥ずかしさや遠慮から恋心をアピールできない、というのではなく、そもそも、恋心を認めないのがダメだ。
なお、主人公は一応顔無しだが、たまに一枚絵でちらっと出てくる。ルートによっては完全に顔出し。女顔で女装も現役でこなせるらしいが、話によって身長が低かったり雄二と同じくらいだったりする。あるルート終盤で特に背の高いわけじゃないヒロインと「抱き合ったら顔が胸に埋まる」描写があったが・・・
シナリオの長さはキャラによってまちまち。
大抵はヒロインと一つのトラブルを乗り越えたところで終わりだが、一人「久寿川ささら」だけ異様に物語が長かった。
他のキャラならエンディングに入るような山がいくつもある。スタッフの贔屓か?
このキャラを一番最初にやると、後のキャラが物足りなく感じるかも。
*** 以降、ネタバレ含む感想につき注意。
攻略して色んな意味で気になったヒロインについて。
「久寿川ささら」ルートでは、主人公の性格の悪さ(プレイヤー視点)が一番癇に障った。
両想いだと確認しあう前とはいえ、主人公が親身になってくれるのは恋愛感情によるものだと確認したいヒロインが、
勇気を振り絞ってデートの最後にラブホに誘ったのに対し、「マジ泣き」で拒否るギャルゲーの主人公って史上初にして最後じゃない?
さらに、ささらに好意を寄せていた親友・雄二が主人公のヘタレぶりにキレて堂々と宣戦布告し、
喧嘩のような気まずい状況になり、雄二が正々堂々とアッタクして振られ、その後、主人公がちゃっかりあっさりささらと結ばれてから、親友に対し何のフォローもねぇ!
恋敵宣言しながら、なんだかんだで主人公を叱咤しフォローしていたスゲーいい奴なのに・・・その目の前でいちゃついたり、「早く彼女作ればいいのに」と思ったり。
おまえに雄二と友達でいる資格は無い!!
さらに共通ルートというか強制イベントの日常パートで、
主人公が夢で女の子になって雄二に迫られるという一部に激ウケしそうなシーンがあるが、これが丁度上記の喧嘩中の気まずい時期と重なる。
台無しというか主人公の評価さらに落とす気か?シナリオはもっと考えて欲しい。
ラストの家出の件も主人公とヒロインの行動が理解不能。
最初に家出した(というかささらの両親から逃げた)こと自体はいいけど、その後、何の展望も策も無く意固地になったように家出を続ける主人公が青臭いガキにしか見えない。ガキだけど。
本音をぶつけて親の譲歩を引き出したところで、後はゆっくり話し合おうで終わればいいのに、その後さらに教師や親を強行突破してまで逃避行を続ける意味が分からない。
特に説明も無く「それじゃあダメなんだ」とか言ってるけどバカなガキが勢いでバカやってるようにしか見えない。
家出した子供を保護しようとする大人にモップを武器に立ち向かい、消火器で応戦し、窓ガラスを割って脱出、最後は南の島に逃げるって・・・アホか。
シナリオが冗長過ぎてスタッフの頭が湧いたんじゃないか。
なお、このルートで登場するまーりゃん先輩はアナザーデイズで攻略可能。
「るーこ」は取説の名前がネタバレ。解説も微妙。「自称宇宙人の女の子」でいいじゃん。
「十波由真」、隠された素顔と主人公との出会いで芽生えたキャラとが違い過ぎ。頭打ったかと疑うレベル。と言うか主人公と出会う前のキャラの存在意義が不明。
「このみ」。
私的抱き枕にしたい女の子第一位。主人公がこのみへの想いを恋愛感情となかなか認めないのにはイライラしたけど、エピローグのこのみの甘えっこぶりは良かった。
「環(たま姉)」。
ビジュアルもキャラも良いが、元ガキ大将で悪巧み大好きっこの癖に、自分にも他人にも厳しい真面目なお嬢様という一面もあるので、当人のルートよりは他のルートで融通が利かないと思わせる場面も。
主人公の行動を仕切りたがるのが、人によってはウザく感じるかも。
エピローグで主人公の進路を勝手に決めたのは、たま姉らしさではあるが理不尽だとも感じる。
「小牧愛佳」。
初めて攻略でつまづいたヒロイン。他のヒロインと違い、彼女だけに会いに行ってれば良いというわけじゃないらしい。ネットで攻略情報見てクリア。
「姫百合瑠璃・珊瑚」。
小牧ルートと同じく攻略でつまづく。個別かと思ったら双子姉妹同時攻略という鬼畜ぶり。しかもラストで4〜6Pを匂わせる展開が…
PS3版新規追加ヒロイン「羽根崎美緒」ルート。
声が一番可愛いと思った。追加ヒロインなので他のキャラとの絡みは薄めで、ラストもなんかあっさりしてた。でも可愛い。個人的にはイメチェンする前のほうがらしくて良かった。
「To heart2アナザーデイズ」。
前作ヒロイン全員とフラグが立った仲良し状態(全校生徒からハーレム男と見なされているというオマケ付き)で、前作サブキャラ達がヒロイン昇格。既に前作でフラグ立ってるか顔見知りがほとんどなので最初から関係は良好のキャラが多い。
「まーりゃん先輩」ルート。
To heart2で登場した時から気になってた強烈なサブキャラまーりゃん先輩、晴れてヒロイン昇格。終始えっちな展開があるドタバタコメディで、重いシーンが全くない。主人公の性格も先輩のパワーに負けて目立たず、今までで一番楽しめた。
しかしTo heart2ささらルート終盤で見せた真面目な顔は欠片も見られない。あれはドッペルだったのか?
「奈々子」
おもらし癖が判明。
「山田ミチル」
実家がヤクザ。ゲームとは言え若干引く。本作中、唯一暴力を振るわれるヒロイン。身内のヤクザから主人公をとっさにかばってとは言え、ヤクザに思いきり殴られ血を流すヒロインの立ち絵がわざわざ用意されていることに引いた。
「柚原春夏」
幼馴染の母親で人妻。ヒロイン攻略拒否した場合のオマケ程度と思ったら、割とちゃんとしてた。主人公が唯一失恋するルート。
「郁乃ストーリー」
この話だけ、主人公交代。
郁乃視点で話が進む。今までの主人公・貴明は顔出しボイス有りで登場。プレイヤーが名前を入力する主人公がいつ登場するのかと思ったらラストのオチ要員だった。
ギャルゲーでわざわざ今までの主人公とヒロインをくっつけない意図が不明。親友の恋を応援してるうちに相手のことを好きになってくっついてしまったという話もあるのだから、郁乃もそんな感じでよかったのでは?
NTRとレビューしてる人がいて、それは言い過ぎだとも思うけど気持ちは分かる。今まで貴明に感情移入してヒロイン攻略してきたプレイヤーにすれば裏切られた感じに思っても仕方がない。
なお、この話では貴明はすでに郁乃の姉、愛佳と付き合ってる状態。郁乃が二人のHに聞き耳をたてるシーン有り。
貴明の一人称視点じゃなかった為か、話自体は作中で一二を争うほどよかった。
「環&このみストーリー」
自分の気持ちに素直になった環とこのみ、二人がかりで迫られイチャイチャする話。立ち絵で二人に腕組みされる貴明が顔出し登場するのが若干うざい。一番エロい話。
総評として、主人公・貴明の性格が最大のマイナス要因。モノローグでウザイ独り相撲を延々聞かされるプレイヤーはたまらない。それゆえ逆に貴明の性格があまり表に出ないルートはおもしろい傾向にある。
かなりお得な内容だと思います。本編のDVDとくらべたらかなり盛りだくさんな内容で、チャギントンを初めて購入される方にはおすすめ!
キャッチコピーが「マネージャーさん、眠れないCDですよ! 眠れないCD!」だったり、略称が「アイマネ」だったりしてますが、聴いてみるとちゃんと眠れないCDシリーズになってました。
シリーズの特徴でもある声優陣の豪華さもあいまって、アイドルものというジャンルの中でかなり良い線のコンテンツとなっています。
ひとつだけ残念なのは、アイドルの個性が強すぎて、主人公(リスナー)の存在感が薄いところ。逆を言えば、ヒロインの存在感が強いわけですが。
シリーズのファンなら迷わず買いです。そうじゃない人にも、ヤンデレと違ってマイルドなので入門編として良いかも。自分的には金元寿子さんと竹達彩奈さん、それに佐藤利奈さんのトラックが最高でした。
CDのタイトル通り、4曲とも月やそれに関連したような単語を強調したような歌詞。 加えて、佐藤さんの歌声と曲のメロディもこれまで以上に大人な雰囲気でした。 特にお気に入りの曲は『lunar eclipse』 『return』 ですね。
同梱のトレーディングカードですが、今回もNo2のカードでした。 実は『まっ白な気持ち』と『ひまわりデイズ』の時もNo2のカードだったのです。
|