日本に古くから伝わる「花結び」や変わり結びの作り方について懇切丁寧に説明している本です。 『源氏物語』にも出てくる「総角(あげまき)結び」や茶道の仕覆に使う変わり結び、床の間飾りに使う結び方、果ては紐の房の作り方まで、写真も併用して分かりやすく説明してあります。 アジアンノットの応用として使う他にも、正月飾りなどにも応用が利きそうです。基本結び20種、それを応用したアクセサリーや床の間飾りなど多数掲載されていて見ているだけでも満足のいく内容です。カラーページは作品例の紹介ページのみですが、手順紹介ページも図解が多いので非常に分かりやすいです。
クロノクルセイドでも1押しの名シーンが描かれる第18話を収録したDVD9巻。心に深い傷を負い、立ち直れずにいたサテラを励まそうとするロゼットにまで、悲劇の前触れともいえる出来事が起きる。冒頭に書いた1押しの名シーンとは、カーニバルでのダンスシーンなんですが、このシーンをきっかけにしてクロノクルセイドのダークサイドともいえる鬱展開の連続となり、最終回まで常に悲劇の連続といっても間違いないほど深く暗い世界に染まっていきます。ダンスシーンの会話や演出が好きなので星4つを付けますが、一体、これほどの悲劇的な展開を誰が設定したのか知りたいものです。
ちゃんといい革を使っていて、いい香りがします。適度に柔らかく使いやすいですし、巻いた時の大きさもちょうどよく(かさばりません)、使い勝手はいいです。
ペンを差すポケットは5本分ありますが、それぞれに若干幅が違うようで、幅が広いところでは15mm径の万年筆がピッタリ入るくらいですが、若干狭い部分では15mm径はちょっときついかな、という感じでした。(革なのでしばらく使えば伸びてきてきつくなくなるとは思います。)
なお、ペンキャップ部分を保護するシェードは付いてないので(そのおかげでかさばらないのですが)、高価な万年筆等を入れる場合には、上にメガネ拭きのような薄い布をピラっとかけてから、クルクル巻きした方が良いと思います。(そのまま巻くとペンクリップ同士が若干ぶつかります。)
現在『ワールドエンブリオ』を連載されている森山先生の代表作が、(連載開始から)11年の時を経ての新装版刊行と相成りました。
自分の漫画人生を振り返っても、この作品は間違いなく3指に入る傑作です。読んでいた当時のみならず、今読み返してもラスト(8巻)は泣けます。
以下、旧版(ドラゴンコミックス)との相違点を書いておきますので、購入を検討する際の参考にして下さい。
・サイズがA5版からB6版になり、値段も3分の2に。
・カバーは新装版用の書き下ろし。コピック塗りの連載当時とは異なりCG塗りなので、キャラの印象がかなり違う。
・カバーを外すとコミック本体に旧版のカバー絵あり。抜け目ないな・・・。
・中身は基本的に変更なし。カラーページの一部(コマ外の色や扉絵の背景色)が若干変更されているくらい。
・あとがきは新装版用の描き下ろし。旧版では次回予告を交えていましたが、新装版では連載当時の秘話が中心(タイトルの発注ミスとか)。
・ネタバレを含む「作者コメンタリー」が追加。新装版で初めて手に取った方は、最終回までは読まないことをお薦めします。
最大の変更点は、作者が発注ミスしたタイトルが『CHRNO CRUSADE』から『CHRONO CRUSADE』へと直された点でしょうか(笑)
(※作品のテーマからしても「CHRONO」が正しい表記だと思われます。)
旧版が絶版になってしまったため、新品での入手が難しくなっていた作品なので、人によって全巻揃える良い機会だと思います。
人と悪魔の絆を描いたファンタジー作品の傑作、是非一読してみて下さい。
こんなに早く送ってもらえるとは思っていませんでした 迅速かつ丁寧なご対応に感謝します
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