既に3作品のBDを持っているのですが、値段設定はAmazonで購入するなら悪くないものでしょう。
私は今年の1月頃にこの商品を知らなかったので中古で購入してショックなほどです(苦笑)
今までの製品との違いは新規特典ディスクとBOXケースとストラップです。
既存の製品に入っているディスクに関しては仕様変更は無いようです。
数量限定とのことですが、現時点でも予約注文を受け付けているところを見ると慌てる事はなさそうですね。
商品を見つけたときに既存の商品と買い換えようかと予約注文を入れていましたが、希少価値がなさそうなので、私はキャンセル予定です。
内容ですが、大筋のストーリーはおもしろいです。
映像や音楽も初期BDとしてはなかなかに良いです。(HD音声は収録されていませんが)
主人公ジャックなど魅力的なキャラも居ます。
一方でエリザベスや、ウィル等の自己都合だけで動く鬱陶しい似非主人公も居ます。
私の場合はそういったキャラにイライラしつつもジャックが好きなので我慢してみることが出来ました。
内容については評価が分かれるでしょう。
私は既存の3作は二人のせいであまり好きではないです。
4作目からは前述の二人が出ないので期待しています。
内容も、値段も、コレクター商品としての価値も微妙なので星は3つ。
輸入版を入手して一足早く聞きました。クラウスさんの1作目(呪われた海賊)の音楽が好きで好きで堪らない人には、少し物足りないかもしれません。1作目のオケの壮大さやストリングス(個人的には特にチェロ)の繰り返す旋律といったものが影を潜め、シンセが目立つ印象です。
多分映画の画面と合わせると、さすがハンス・ジマー!となるんでしょう。それぞれのシーンが想像できる、そんな構成になっていました。が、音楽のみで聞くと前作ほどのインパクトがなく、全体的におとなしめ。好き好きに分かれるのでは?
前作とはまったく別のもの、と思って聞くのが良いかと思います。
AWEの批判で「主役のジャックの出番が少ない」 等を多く見ます。
一作目そしてDMCとAWEの三部作全て、まぎれもなくジョニー・デップ主演で
主役のジャック・スパロウ船長の八面六臂の大活躍をファンは期待しています。
何より製作・配給側もそれを前面に押し出してきました。
そしてその期待のまま今回のAWEを観るとキャプテン・ジャックの活躍に
もの足りなさを感じ、肩透かしを食う可能性はあります・・・。が、
ジョニー本人が希望したという『群像劇』というのを一度念頭においてから観てみて下さい。
例えば「ドラえもん」は主役はドラえもんですが、主人公はのび太くんです。
三作通じて自由であり続ける為に戦ったジャックと、
大切な人たちの為に戦い、伝説を担う海の男となったウィル。
物語を動かす主役のジャックと、物語を作った主人公のウィル。
主役と主人公が別な物語と考えると、新たな発見があると思います。
そこにヒロインでありながらある意味最強キャラなエリザベスや、
個性的で魅力のある脇キャラが集まると、更に作品は盛り上がります。
その脇を固める配役にジェフリー・Rやビル・Nを持ってくるのが憎いです(笑)。
ちょっと視点を変えて観てもらえば、また違った味が出てくる作品ではないでしょうか。
勿論そんな濃いキャラクター達の中にあってさえ、キャプテン・ジャック・スパロウ
の存在感はまさに主役の貫禄といったところで。
「キャラクターの妙」で魅せる作品といえるところもあるかもしれません。
名作というにはいろいろ突っ込みドコロがありすぎます(苦笑)
エンタテイメントにひたすら徹した、三部作合わせての『娯楽作品』としては
十分観る者を楽しませてくれる、傑作だと思います。
ぐだぐだ書いてしまいましたが結局、本家夢と魔法の国と同様
『楽しんだ者勝ち☆』です!!!
ラストも「らしく」て三部作を締め括るにはピッタリではないでしょうか?
(いくらでもジャック・スパロウ船長の物語を作れそうですが・笑)
映画全体を通してディズニー映画にしては、らしさを残しつつ
描写等かなり冒険していると思います。
海賊達の行く末を再度じっくり観て下さい。
途中まではシリーズの中でも一番楽しめた。
九人の船長が集結するあたりまでは本当にワクワクしたのだが、エリザベスが王に選ばれて指揮をとりだして一気に興醒めしてしまいました。
キーラナイトレイがあの面子を仕切る姿は流石に無理があるというか、何をこの子は出しゃばってるんだ、と鬱陶しくさえ感じてくる。
それでも、死にかけの世界から元に戻る時に海が反転するアイディアや映像は筋書きがどんなにメチャメチャでもただその瞬間を楽しめる。
キースリチャーズの出し方もなかなか良かったのではないでしょうか。
採算が合う限りどれだけでも作れそうな何でもありの世界。
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