商売をしているので、主としてお客様に使っていただく目的で購入しました。 が、本来の目的の前に、自分自身でたっぷり試用してみました。
ディスプレイを開くと起動が始まり、あくびでもしていたら、もうログイン画面になっています(約6秒)。 誇張ではありません。ログインしたことのあるアカウントが一覧表示されるので、パスワードを打ってEnterすれば、一瞬だけデスクトップが表示された後、普段と同じブックマークや拡張機能のボタンを含むブラウザ画面が表示されます。
コールドスタートの場合がこんな具合で、スリープモードから使い始めるときは、「あれ、電源入れっぱなしだったか?」と思うくらい、ディスプレイを定位置まで開く間には復帰しています。もちろん、スリープモードでの電池消耗は僅かなので、後でまた使うことがわかっているときには、ディスプレイを閉じてスリープにするだけでOKです。
使い始めてしまえば、Chromeを同期している方なら、普段とほとんど変わらぬChromeで、キーボードショートカットもほとんどWindows版と同じです。
設定項目の数はChromeブラウザにちょっと加わった程度で、OSとしての存在感があまりありません。ただ、購入当初はWiFiの接続がひどく不安定で、最新のアップデートの適用で改善されたあたりに、「悪い意味で」存在感を感じてしまいました。が、幸いその後は「気になることがあるときにすぐに使えるChrome」として活躍してくれています。
日本語入力がどんなレベルか心配でしたが、ここまでこの文章を書くにあたっても何のストレスも感じずに済んでいます。ただ、単語登録が出来ません。だから自分の名前を出すのに苦労するかと思いきや、変換履歴をしっかり学習して予測変換してくれるので、私の名前は勝手に出るようになりました。
唯一残念に思ったのは、SilverLightが全く使えないので、それが埋め込まれたサイトを利用できないことです(結構重宝しているサイトが使えなくてがっかりでした)。Microsoftとの連携は今後も期待しにくいでしょうし…。
WordやExcelをGoogleDocsなどで済ませられるか???これは私個人としては微妙ですが、あまり多くを求めなければアリですね。しかも、今後のWebサービスの進化によってその差は縮まっていくのでしょう。オフラインでスプレッドシートの入力ができるようになればもう文句なしでしょうけどね。
総括 できることはWebだけですが、WindowsやMacで、これだけ素早くWebにアクセスできるパソコンを買おうとしたらいくら掛かるのでしょう? そう考えるなら、表示されている価格でも高くないのでは??と思いますが、ハードウェアスペックから考えたらすごく高いです。 日本でも普通に3万円程度とかで販売されるなら、パワーユーザーのサブだけでなく、ライトユーザーにも勧められるものになるのでしょう。 Silverlightの件と、WiFiの件を減点して星4つとしておきます。
この本は、Chrombook第一世代についてのガイドブックです。
ビジュアルが随時挿入され、
セットアップから基本的な操作まで
一通り記載されています。
もう古い世代になってしまいましたので、
読み物として楽しむ分にはオススメです。
GoogleがChrome OSで狙う目途、HTML5の進む先。プラットフォームとクライアントの関係の変化などなど。2010年中にリリースされるChrome OSの現時点での性能、制限がわかりやすくまとめられていて楽しく読めました。
個人的にはAndroidとデスクトップLinuxとの中間に位置するようなものと捉えていたのですが、それが完全に誤りであるということに気付かされました。distributionの亜流等では決してない、まったく別のOSである設計思想に触れることが出来る本だと思います。
PC2台目の私には大満足できます。ネット閲覧も256MBってこんなにサクサク動いたっけという感覚です。さすがに動画の重いやつには可愛そうですが。でも一番の利点は使い慣れたXPと同じ感覚で使えるっていうことです。
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