旅のガイドとしては楽しめます。
実際にこの本を読んで、津軽鉄道を旅すると
漫画で描かれている風景が忠実に描かれていてそれを実際に目にすると、とても嬉しくなります。
ただ漫画のストーリはちょっと今時この設定は古いのでは思うことが多いです。
看護士として海外に出ていった母を毎日駅で待つというのは、ちょっとどうかな。
もうこれで吉川久美子に会えないのは残念な気がする。
毎回感動する話が目白押しで実際にこんな女性がいたら確実に惚れてしまう、そんな女性が主人公のコミックでした。
最高のチャイナタウン・ファンタジー。 何かと殺伐としたこんな時代だからこそ、ハナちゃんの優しさや純粋さが身に染みます。 こんな子がそばにいてくれたら、それだけで何もいりません・・・って、そんな気持ちにさせてくれます。
本田宗一郎について知りたいなと思っていた矢先に、発見して購入。
いわゆる小さな町工場から身を立てて「ホンダ」を築いた男の立志伝だけど、
エンジニアは情熱だということを改めて思い知らされた。
熱中や没頭というパワーは、モノを生み出すためには絶対不可欠。
なんとなく自分に気合を注入したい時にどうぞ。(マンガなので気軽に読めるし)
本書は改めて言うまでもなく、本田技研工業の創業者、本田宗一郎氏の伝記マンガである。 当初、マンガということで、私は子供に読ませるつもりで買い求めた。 ただ、手に取ってみると、子供に読ませるには少々、難解な部分も多く、マンガになったと言うだけで、書いてあることは一般の経営書と大差ない内容であった。 従って、そこに書いてあることは、私にとっては、今更ながらに珍しい話でもなく、また、マンガとして描かれたということもあってか、本田宗一郎、そして、事実上の創業経営者であった藤沢武夫の両氏の負の側面については殆ど触れられていなかったという点では、子供向けでも大人向けでもない、少々、中途半端な仕上がりになっていると言えよう。 ただ、それでも、両氏のことをこういう形で見るのは、それなりに新鮮で、特に、最後の方で、若い二人が焼鳥屋で一献傾けながら、「今度の手形は落とせないかもしれない」などという回想するシーンには、思わず、胸が熱くなった。 ホンダのそれは、決して、一直線に成功へ辿り着いたようなしろものではなく、むしろ、成功と失敗とは背中合わせの紙一重だったのだということを実感させられる。
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