色々な種類の神々の考えと民族の融合からの争いが、ラストに繋がります、とにかく不思議なストーリーではまります。
この巻ではますます物語は進展する。不二の里に入った鷹野は空子都という真魔那と出会う。不二の里での人々の暮らしも描かれる。また、青比古たちはついに桂たちと再会。しかし…。透こは鬼幽の命で不二の里に潜入を試みるが、その麓の森では…。そして、鬼幽が何を知りたがっているのかも、鬼幽自身の口から透こに語られる。
この巻はいろいろなストーリーが同時進行しているので、7巻の次に好きな巻。
空子都の理想はわかるが、個人的な感情もかなり優先していて、そのやり口は私にはやはり汚いと感じられる。空子都の過去を考えると気の毒だし、理解してあげたいとも思うのだが、イティハーサの中では珍しく好きになれないキャラクター。
隕石と共に地球にたどり着いた、遺伝子を自由に操作できる質量ゼロの生命体が、一人の少女のために、残されたエネルギーすべてを使って、死んだ青年を再生して消滅するというストーリー。星10個つけたいくらいの名作です。 わずか65ページの作品ですが、数百ページの大作にも劣らない名作です。ひとつ難点を挙げれば、イオ(ジローというべきか)とディエンヌがお互いを好きになる理由が不足していること。やはりもう少し枚数が必要でしたか。 水樹先生が昭和50年にデビューしてからのファンでしたが、極めて地味な存在だったのが、この作品で一気に人気が上がった時はとても嬉しかったです。水樹作品の全てに、人間の優しさが描かれています。
初めはなんと血なまぐさい世界なんだろうと思った。しかし、次第にそれが「必要なこと」なのだったとわかってきた。鬼幽という存在に私は心惹かれた。私がこの世界にいたら、善の亞神より悪の威神に惹かれていくのだろうか。最終巻の謎解きは「目に見えない神々」の語りという形を取っているので、マンガというよりSF小説を読んでいるかのよう。大作だ。
注文してからすぐに届いて満足しています。 商品もキズや痛みも無く綺麗なものでした。 内容については以前に読んだもので、懐かしく読ませていただきました。
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