まぁ、いつも通りの雑談です。 もうちょっとひだまりに触れろよ〜的なことは、置いといて。
個人的には、このCDは最後に収録されている「おとこのこパズル」。 この曲は×365未放送話「ポラロイドン」にも登場しますが、1期特別編「そして元の位置に戻す」から始まった、校長のキャラクター性がエスカレートした結果と言えますね……
ある意味、パロディを超えてカオスな世界観が楽しめますので、是々非々!!
日常に近い場面を表現するアニメでは、あんまり劇的な変化を表現する楽曲を必要としないため、前作と作品世界が全くといっていいくらい変化しない場合、新たに書き起こされる楽曲はどうしても印象が薄くなってしまいます。それと、どうしても前作で作られた楽曲にない音楽を補完するものとなるため、サントラCDを通しで聞くと何か食い足りないものを感じたりするものです。
そういった印象を受ける場合は、前作と主旋律が似ていたりアレンジしたものが多くを占めたり、間合いとかがそんなに変わらないことによると思われます。それと、楽曲1つを切り離して聞いてもいまいちピンと来ないようです。
そういった印象を持ってしまいそうになったのですが、前作以上にいろんなジャンルのテイストを盛り込んでいて、菊谷さんの引き出しの多さをあらためて感じたのが、ひだまりスケッチ×365のサントラだったりします。 今回は、1つの楽曲にそれほど多くない楽器を使い、旋律がイメージするものにかなりマッチした楽器を選択しているという、かなり厳しい条件を強いて作られている印象です。それは、ブックレットの冨田明宏さんのTEXTにもあるように、絶妙なタイム感つまり”間”がうまく作り込まれていることにつながっているのかもしれません。映像表現や台詞、音楽をつける時の間は比較的意識されることがありますが、音楽自体が場面の雰囲気を作り出す場合、そういった間を作り出せるかどうかが重要です。それに前作と今回の作品いずれでも作り出せたことは、アレンジャーとして多くの作品を作ってきた能力のなせるワザということなのでしょう。
marbleとひだまりスケッチの公式なコラボ・アルバム、「ひだま〜ぶる」。
これは形だけの企画ものではなく、気持ちのこもった幸福な作品である。
お互いに歩み寄って作られた感じのする音楽。
まず驚いたのが、イメージソングや主題歌のカバーを担当しつつも
marbleらしさが損なわれてないこと。以前からタイアップに関する絶妙なバランス感覚に
驚かされてきたがこの作品を聴いて確信した。この人たち、ブレがないわ、と。
詞のほうは完全にひだまりの世界観に基づきつつサウンド面できちんとmarble色も出している。
正直、聴く前はやや心配したが杞憂だった。 アコースティック・アルバムとしては破格の出来だと思う。
メロディがとにかくいい。アレンジも非常にみずみずしく、気軽に聴けるし、しっかり心に染み渡るし。
特にメロディの自由度はかなり高い。
空まで突き抜けるようなポップも、内面と向き合うような静けさも同じ温度で鳴らされている。
きちんと「これぞmarbleだ!」という王道を早くも築いてるのは大きい。
とはいえ、「black smile」では変なコード進行だったり「fantastic sky」ではリズムが巧妙だったりと
音楽的な冒険もきちっとしているのも凄い。 ファンアイテムにしとくには勿体無い、これは。
吉野屋先生あたりは流石に崩れるだろうと思いきや、それでも揺るがない。
「スケッチスイッチ」はどうだ?と思ったら何というか、童謡チックな佳曲に歌い上げてしまった。
miccoの声って、芯が強いんだなあと感銘を受けた。 透き通るような美しい声なのに、強い。この個性は貴重だと思った。
さて、ひだまりスケッチとしては歌詞カードに書き下ろしのイラストが数点、と
それぞれの楽曲に対する解説、そして原作者の蒼樹うめとmarbleの二人との対談が12ページに渡って収録されている。
marbleの事ばかり書いてきたけど、歌詞全体は完全にひだまりを想って作られたものだと感じるし
わかる、って部分も多数あるので純粋に楽しめるアルバムになっているかと。
また、対談が予想以上に濃い・・・ってかクスクス笑える微笑ましいものになってるのでこれもこれで楽しめた。
お互いの誉め合いは面白かったが、お世辞ではなく具体例をきちっと挙げて気持ちを伝えてるところに双方の愛情を感じたなあ。
企画としても面白いし、音楽的にも面白い。私はmarble大好きで、ひだまりにも触れていたのでより一層堪能できた。
また、ポップスのアルバムとしても非常に質が高いのでポップス好きにも聴いて欲しいと思った。
オーガニックな曲風が有名なmarbleのひだまりスケッチとコラボした『ひだま〜ぶる』より 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』の新キャラ、乃莉、なずなの曲も含めたイメージソング集 miccoさんと菊地達也さんがいい仕事してます 傷ついた心を癒してくれます
P.S.さくらさくら〜君が待つ桜の下で〜の弾き語りコードはいいっすよ ギターでやってみましたが歌いやすいです。
3巻は5話の「おめちか」が凄く良かった.銭湯ネタだとは予想していなかったのでとてもうれしかったです.細かい動きもかなり多く,作画がとても安定していて良かったです.途中途中視点が上手く切り替わる表現も今回は洗練されていると思います.まさかあんな形で吉野屋先生があんな形で絡んでくるとは予想だにしなかったです.あの肖像画はいっつも噴き出してしまいます.(笑)
収納ボックスについて述べますと,結構大きいです.この三方背ボックスに7枚のディスクをまとめて収納できます.ボックスのデザインがうめ先生書き下ろしでとても所有感があり,大きさも含めて,ラックの中でとても存在感があります.全巻揃ったときは感動ものでした.特別編も含め,どの巻もとてもクォリティが高くて満足でした.
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