初めて聴いた時はとっつきにくいアルバムだなぁと思い、一ヶ月くらい聴かずに放置してたのですが、ある日ふと、そういや買ったなーと思い引っぱりだして何回も聴くうちに、結構いいなぁと思い、気付いたらハマッてました。もうこれはグダグダ考えず頭カラッポにして聴いた方がいいです。聴けば聴くほど味がでるスルメなアルバム。もうCDが擦りきれるぐらい聴いてます。初めて聴くと、違和感を感じるかもしれませんが聴いてるうちに段々とハマるアルバムです。(もちろん一発でヤレれちゃう人もいるでしょうが)ボーカルのボビーは米政府を嫌悪しており歌詞にも所々に米政府に対する不満や憎しみが伺えます。 とにかくオススメ!
科学という無機質に思われがちな分野に持ち込んだ「美しい」の表現。
その表現方法が間違いではないことを本書では伝えています。
一般的に有名である実験を主に記載している為、高校からは物理を専攻していない
人達にも比較的、その世界に入りやすい内容だと考えます。
現在では小学生でも認識している「地球が24時間で1回自転している事象」
フーコーは一本の長い紐と錘を使用し、誰の目にもわかる形でそれを証明しました。
単純だけど、反証出来ない、わかり易い証明。
美しいという表現がピッタリではないでしょうか。
この他にもヤングによる光の干渉実験やガリレオによる斜塔での実験
(実際には斜塔で行われた記録は残っていないといった事も記載しております)
過去に一度は聞いたことがある実験が記載されております。
出来れば、小学生や中学生の夏休み等に読んでもらい、同じような実験をして
当時の科学者が如何にして仮説を実証してきたかを身をもって体感してくれれば、
数学や科学離れに一役買うのでは(?)なんて思っています。
ちなみに、日本各地のフーコー振り子実験情報がここに記載されています。
是非ご参考に
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~yoshiya/foucault/list2.html
タイム・トラベルを扱った作品を九篇収めたアンソロジー。カバー表紙に記された“ジャック・フィニイ”“ロバート・F・ヤング”の名前に惹かれて購入しました。 あまりに技巧が勝ち過ぎていてぴんとこない作品もあったなかで、私が気に入ったのは、時空を超えたラブ・ロマンスをストレートに歌い上げた作品。ロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」、C・L・ムーアの「出会いのとき巡りきて」の二篇がとてもよかった! 読んでいって目頭が自然熱くなったこういう作品こそ、タイム・トラベル・テーマ作品の王道じゃないかなあって、そう思いましたです。
ロバート・F・ヤングの短篇には、同じ作者のタイム・トラベル・ファンタジーの名品「たんぽぽ娘」に通じるテイストがあって、その文章にまず「あっ。いいなあ」と。こんなのです。 <立ったまま見おろしていると、少女は寝返りを打って横を向き、うなじで短く切りすぎたキンポウゲ色の髪が、火の光を受けて金赤色に染まった。カーペンターの頭の中はこんな連想でいっぱいになった。キンポウゲに覆われた春の牧場、温かく清らかな太陽が昇ってきて、露の宝石をちりばめた一日の到来を告げる・・・・・・。>p.179 市田泉訳 ロバート・F・ヤングの短篇集『たんぽぽ娘』(河出書房新社【奇想コレクション】シリーズより刊行予定)への期待がいや増す短篇。ヤングのタイム・トラベルものはやっぱり良いなあと、魅了されましたね。
【シャンブロウ】シリーズと、早川文庫の表紙カバーに描かれた松本零士のイラストが忘れられないC・L・ムーア。彼女の収録短篇は、人類の創成期から未来の果てにかけて、互いを探し求める男女の物語。時間の中を前に後ろに跳躍しながら、相手の女を訪ね求める主人公エリック・ロスナーのただひとすじの想い。弓弦から放たれた一矢が、女のスモークブルーの瞳めがけて飛んで行く・・・・・・。じんと震えが走ったラストまで、これもよかった。
余談ですが、タイム・トラベルのアンソロジーでは、以前新潮文庫から出ていた『タイム・トラベラー』が大変充実した内容です。時間SFがお好きな方で未読な方には強烈にプッシュ、おすすめいたします。
『ベン・ハー』・・・サイレント版だが内容は物凄い超大作!海戦と戦車競争の大迫力!
『クレオパトラ』・・・モノクロ映画で同監督の『十誡』のストック・フィルムを流用した戦車の大群等は凄い!
『ポンペイ最後の日』・・・一見豪華に見えるが合成画面が多いB級的作品。闘技場の巨人像が見所か・・・
『ジュリアス・シーザー』・・・チャールトン・へストンの史劇では最も出来の悪い珍品。
『クォ・ヴァディス』・・・豪華大作で見所満載!デボラ・カーが美しい。当時700万ドルが投入されている。
『サムソンとデリラ』・・・ラストの寺院崩壊場面以外見せ場は殆ど無いが、テクニカラーが非常に美しくへディ・ラマーの妖艶な魅力が光る作品。
『ゴルゴダの丘』・・・ジュリアン・デュヴィヴィエ監督がこんな作品を撮ってるという意外性のある作品で奇作だが興味深い。
『十字軍』・・・セシル・B・デミル監督ならば『暴君ネロ』の方が出来は良いが、堂々たる作品ではある。城砦攻防場面は見せ場。平原での合戦場面は規模と迫力に欠ける。ヒロインのロレッタ・ヤングは美しい。
『ジャンヌ・ダーク』・・・それなりに大作である。カラーの美しさが記憶に残る。イングリッド・バーグマンでなくてもいい作品。
『イワン雷帝』・・・セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の呪われた傑作そして大作!必見!
一曲目から引き込まれました。ケルト系の響きがする打楽器とフィドルが印象的な、アコースティックな音作りです。ハードロックというよりもトラディショナルと呼ぶのが近いと思います(最近、歳のせいか普通のハードロックは聴けなくなってきている)。バックバンドが非常に良いです。T2 Morning Dew、T3 One More Cup Of Coffee、T5 Song To The Siren、T7 Darkness, Darknessなど、力強いボーカルなのに心に浸みます。このあいだ、久しぶりに休暇を取って温泉に行ったのですが、湯船で「Darkness, Darkness」とか口ずさんでしまいました。
このアルバムに収められている曲の大半はカバーです。One More Cup Of Coffeeはボブ・ディランの「欲望」に含まれる名曲。オリジナルも非常に良いのですが、このアルバムのバージョンもそれに勝るとも劣らないできになっています。ディランのこの曲を聴いたことがある人は、ぜひこちらも聴いてみてください。
|