私はキールのソロ曲がどうしても聞きたいが為に購入しました(笑) アニメ版をご存知の方でしたら、ドラマの内容なども多少よく分かると 思われるのですが、エターニアをゲームでプレイしたのみだった私は あまり良くは理解できませんでしたιそれは了承済みだったことなのでいいのですが・・・それぞれの歌・キャラの声などはゲームそのままで、 それぞれみんないいキャラをしておりました。 ただ、アニメ版を知らない方にはちょっとツライです。
エッセイといいますか、脱線の多い語り口で最初はつかみ所がない感じだったのですが、徐々に慣れてくるうちに、とても読みやすくなりました。オーストラリアを舞台にしたカシノをめぐる男たちの冒険と、それに絡む森巣さんの思索をミックスしたエッセイ風ノンフィクション風作品です。
自らが長い賭博人生における生活の中で出会ってきた感覚、その生活の中で得られた賭博の『流れ』という存在、そして抽象的概念に対する思いの数々を、流れるような、それでいて確固たる自身の根拠を持ったうえでの語り口が妙に心地よかったです。日本にも存在するギャンブルとは違った世界を舞台にして日本をみるかのような感覚は、ある意味塩野七生さんのようでもあります、結構スタンスや主張は違いますけれど。
大きな流れとして移民マイキーの物語、それに付随するやはり移民のウルフの話し、それに絡めたとても大きく抽象的な国家権力の内部、あるいは「民族」というものに対する森巣さんの強く、そして激しい思いを綴った話しです。カシノという非日常には強い興味は無いものの、そこである意味クリアにされる「人」というものの存在についてはなかなか興味深かったですし、アウトローという立場の方が考える概念の話しという意味においては(おそらくグローバリズムという流れを認めつつ、「個」に根ざす感覚)「民族」の話しも説得力があると、私は感じました、もちろん結構過激ですし、物事の展開としてそこまで簡単に線を引くのは難しいことでしょうけれど、しかし話しとしては分かりますし、ある意味正しいとも思います。ただ、そうは思わない人々もたくさんいて、その方々とも森巣さんのいう排除を認めない考え方からすると同意を得るのは難しいのではないか?とも思います。藤子・F・不二雄の名作「イヤなイヤなイヤな奴」じゃないですが、排除できる異質を相手にしたときにこそ団結が生まれるある意味卑しく妬み深い存在である人間の集合体であるのですから。
しかし、それでもなおカシノにまつわるトリビアルな話し、またかなり博識である森巣さんという存在を知れたことは良かったです。かなり内なる怒りを、それも様々な大きなものに対する怒りを抱えた方なのだと思います。
カシノというギャンブルに興味のある方、あるいは大きな概念(国家や民族)に興味のある方に、そしてアウトローというダークサイドにありつつも考える行為に興味ある方にオススメ致します。
津軽じょんがら節の新節・中節・旧節の聞き比べが出来ます。 津軽山唄やホーハイ節など、尺八唄も聞き応えありますし、 津軽三下り(浅利みき さん)は、節回しが素晴らしいです。 津軽民謡なら、この一枚ですね。
LDにノイズが出始めていたため購入しましたが正直ちょっと高い
前出してたDVD-BOXが定価13000円ですから
定価15000円程度にしてほしかったところです
DVDはもっていないのでLDとの比較ですが
リマスターでフィルム幅いっぱいまで取り込まれていますので
左右の表示域が広がっておりセル揺れも低減され
LDでは消えかけていた線がはっきりとして発色もよくなっています
ただし精細感が元々の絵にありませんのでクッキリ感はありません
ピクチャーレーベルに使われている絵はLDのジャケットなどに使われてた絵ですね
描き手の絵が変わってしまっているとはいえ
せめて各巻のパッケージは書下ろしがほしかったところ。
あと他の方が言っているように特典映像と予告が一切ありません
Disc-2は6〜8の3話のみ収録なので余裕あるはずなのですが…
もっとも実写の特典映像を今見せられても困るような気はしますが
これから聴くのではっきりした、評価はできないのですが(だから☆3つ)、ただ云える事はこのような音源がCD化に至った事。これだけで評価に値すると思います。松山千春等の未収録分はこれから発売されることを信じつつ、楽しみにしています。
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