とてもしっかりした内容のドラマだと思います。初恋がテーマですが、若者の夢や、あこがれや、挫折など淡々と描かれていて大好きな作品です。森男と未知が惹かれ合ってゆく描写に引き込まれるし、最後の思わぬ展開に「初恋」の切なさがいつまでも余韻となるところが何とも言えません。テーマソングもとても良いです。アルプス山脈がいつまでも心に残りそうです。織田さん主演のドラマではあまり視聴率が取れなかったようですが、私は1押しです。
きっかけは成人式の余興で行われたライヴで見てからです。ショートカットで少年のような小さな体で元気いっぱいステージを走り回ってたのを今でも覚えてます。どれをとってもキャッチーで覚えやすいメロディー。元気いっぱいの真理子さんに元気を貰った成人式でした。 確か、その成人式の少し後ですよ、このアルバムが出たの。早速、成人式の思い出にと買って帰って聴いてみるとビックリ。ほとんどライヴで聴いた曲です。 1曲目の『STEP STEP STEP』から12曲『Mariko』まで、これはホントのベストです。よくあるのが、ベスト盤でもやっぱり入っている捨て曲。でもこのアルバムは違います。捨て曲は本当に1曲もありません。 つい先日、15、6年振りに聴きました。仕事で凹んでまして。やっぱりいいメロディー、いい詞です。そして、いい声。成人式を向かえたあの日のようにまた『頑張ろう』という気持ちになりました。今の若い人達にも聴いて貰いたいなぁ。特に『Fight!』『親友』『少年』はお薦めです。デビュー20周年記念アルバムも先日出たようなので買おうと思います。
「女ぎらい=ミソジニー」と題されているが、著者は「ミソジニーの男には、女好きが多い」と言う(p7)。奇妙な逆説に見えるが、そうではない。きわめて包括的な「女性蔑視」が、「ミソジニー」の本質である。というのも、「いい女や美しい女をものにした男」は、何よりも男の集団の中で高い評価を得るからであり、女はもともと男たちが評価を競う「獲物」という低い位置にあるからだ。「いい女や美しい女」であることは、それ自体において、あるいは女自身にとって価値があるというよりも、そういう女は「男に選ばれる」からこそ、女自身も自分が「いい女や美しい女」でありたいと望む。つまり、女自身の欲望は、男の欲望に合わせて形成される。そうなる理由は、男が権力と金を握る男性優位の社会がある以上、強い男や裕福な男に選ばれた女が、それだけ幸福になるからである(「女は金についてくる」=ホリエモン)。いや、そんなことはない、高い地位と経済力をもつキャリアウーマンもいるじゃないかと思う人もいるだろう。だが、キャリアウーマンであっても、男に選ばれない女は、「女として幸福ではない、かわいそうな女」という評価を男から受ける。女は男に選ばれてこそ女なのだ。女は「選ばれる対象」という受動的な位置に置かれているので、男はどこかで女を自分より一段低いものと考えている。これが「ミソジニー=女性蔑視」の本質であり、また、たとえ男に選ばれた「いい女」であっても、男の欲望に従属して自分の幸福があることに「自己嫌悪」を覚えないわけにはいかない。現代もまた、娘が父親の贈与と交換の対象であった時代(レヴィ=ストロース)とあまり変らないではないか、と。こうしたミソジニー=ホモソーシャル=ホモフォビアの三位一体化図式は、アメリカの社会学者セジウィックに由来するが、著者は、日本の時事的問題にも光を当てる。売春や援助交際をめぐる宮台真司批判、男性と女性で評価の異なる東電OL事件、中村うさぎがなぜ女性に人気があるかなど、冴えた分析が光る。
とても懐かしく思い、購入しました。青春時代を思い出しました。
おぼっちゃまくんのエンディング曲「一度だけ I LOVE YOU」を聴きたくて購入しました。今聴いてみても青臭さに満ちた勢いを感じさせてくれます。男の情けなさもこんな痛快なロックに乗せたら天晴れものですね。これ以外にも影山ヒロノブの「CHA−LA HEAD−CHA−LA]や永井真理子の「ミラクルガール」等、豪華な楽曲も入っているので、買って損はない構成になっているのでは。ゆうゆが歌うピーターパンのテーマソング2曲は何と言うか、あの頃夕食時にアニメを見ていた時のノスタルジックな記憶を瞬時に思い出させてくれました。特にエンディング曲はサビ部分での男性コーラスとの掛け合いがメルヘンな世界観を一層引き立ててます。パトレイバーのテーマ曲も王道ながら勢いがあって楽しめましたね。
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