タイトルにあるように「また会いたい」と思われるような人になりたいと思い、手に取りました。
初対面で必要な笑顔、声、姿勢、会話などの様々な要素について、失敗例や成功例を挙げて解説してあるので腑に落ちます。また、心と体が互いにメッセージを送りあってリラックスさせたり活性化させる“リラクササイズ”という著者独自の健康法の中から、日常で簡単に取り組める初対面に効くレッスンがイラストつきで紹介されているのが特徴的です。
全編にわたる力強くてあたたかいメッセージに、ここに書かれていることを実践すれば、初対面だけでなく人生全体を豊かなものにできると思いました。
何が秘密かというと、「引き寄せの法則」が人生をよく生きる秘密。人間は願ったもの、強く想ったものを自分の側に引き寄せる力がある。心からベンツが欲しいと思うなら、頭と心の中で既にベンツを所有しているイメージをつくって、さらには二の手でベンツのハンドルを握っている、鼻からベンツの内装の香りを吸い込むところまで具体的にイメージする。つまり、既にベンツを所有しているイメージを作りそのことに幸せと感謝を感じる。そうすると寛大な宇宙はそれに応えて現実化してくれる。 ここで「そんなことは起こりっこない」と疑念を抱くと、「起こりっこない」という現実を引き寄せるから要注意。
ことほど左様に、たとえば取り越し苦労をすると、その苦労を引き寄せてしまう。だからなるべくネガティブな思い、不安、マイナスイメージ、恨み、つらみなどは即座に手放して、美しい、楽しい、嬉しい、幸せな、ツイてる思い・イメージに置き換えた方がいいのだ。これを更に追求していくと、一瞬、一瞬をそれに集中して精一杯に生き、そうしていられること自体に幸せと感謝を感じることが肝要になる。そうすれば、宇宙は何にも代え難い幸せを提供してくれるというのだ。
斎藤一人さんや小林正観さんの本を読んできた僕には同じことを言っているこの本はすっと入ってくる。
この本によると、生きとし生けるもの、有機物も無機物も、その本質はエネルギーであって、大きな一つのエネルギーを人間も動植物も石ころも森羅万象が分有しているのだ。その意味で全ては一つであり、エネルギーを神と呼ぶならば私にもあなたにも庭の草花にも石ころにも神は宿るということだ。だとすれば、僕らは他人にも草花にも石ころにも慈愛をもち繋がるべきなのだ。
斎藤さんといい、小林さんといい、この「秘密」という本といい、大きなパラダイムシフトが間近に来ているようなそんな予感を感じさせてくれる。
要するに、「10人の感謝すべき人に、感謝の言葉を伝えよう」ということを詳しく書いています。 作者は、北京五輪の女子ソフトボールや甲子園の駒大苫小牧のメンタルトレーニングを行い、見事頂点に導いている実績のある人なので、説得力がありました。 以下、気に入った文を抜粋します。
10人に感謝する。 →自分ほど運がいい人はいないと思う。 →この勘違いをしている人が成功している。(松下幸之助氏など)
自分のために頑張るのには限界がある。 自己防衛本能が働いて素直になれない。 他人(大切な人)のために頑張ると本気になる。(使命感をもつ) 成功するまで頑張れる。
自己防衛バリアを消し、人を素直にする言葉 ・愛の言葉 ・ほめ言葉 ・感謝の言葉
友達を見れば、自分のことがよく分かる。
以上、素敵な本でした。
生まれてきたのは、かけがえのない本当の自分になるため…。
楽しく実践するだけで幸せになる法則が存在したら良いですよね。
人は他人になろうとして苦しみます。
そこから抜け出し本当の自分であり続ける。
それができれば、幸せなんでしょう。
本書は、そんなことを、頭ではなく、色々と楽しみながら身体に染み込ませ、
自然にできるように書かれています。
順番にやらなくても、気に入った部分から試してみても面白いでしょう。
そんな、それぞれにあった使い方もできそうな、とっても柔軟な本です。
男性である私も、読むと言うより、
使わせてもらっています。
読んでいくうちに気持ちが落ち着き安心できました。
笑顔って簡単なようで奥が深くて、でも何においてもとてもよいものなのだと改めて感じました。
自分の周りも笑顔になるようまずは自分から。。
|