19世紀中頃、スコットランドであった実話です。
エディンバラへ越してきたジョンは庭師の仕事を探していましたが見つからず、
見つけたのが中央警察署の巡査の仕事。
当時は武器をもっておらず、警察犬があてがわれたということでした。
ジョンの2代目の警察犬としてやってきたのがスカイテリアという種のボビー。
狂犬病の騒ぎもあり、犬を規制し始めたエディンバラでは野良犬の取り締まりが行われるようになります。街の人々はボビーを守ろうと考えます。
ジョンが死んで14年間、彼のお墓を守り続けたボビーはスコットランドの忠犬ハチ公として、グレイフライアーズに銅像が作られました
ボビーの主人ジョンに対する忠実さがとても素晴らしいです
犬好きの自分には満足のいく本でした
『ユアン少年と小さな英雄(ぼくとボビーの大逆転)』といまは()内の題名に代わっていますが、映画化されています
映画ではボビーの犬種がウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが使われています
いつも海外旅行に行くときは「地球の歩き方」を購入します。
今回の目的地はDundeeという小さな街。また,その街に滞在中にAberdeenとStirlingという街にも訪れました。
ありがたいことに3都市ともカバーしておりました。
ただ,どうしても状況は刻々と変化するので,Stirlingではあるとされていたinformationセンターは移転しており,もっと大きな変更はAberdeenの市庁舎がとなりのAberdeen大学に移転。そのことがわからず1時間近く周りをウロウロしてしまいました。
やむを得ないことですが,しかし,網羅的に紹介されている「地球の歩き方」だからこそ,小都市Dundee,それから,観光地とはいえないAberdeenまであり,重宝しました。
クラシックな趣きのあるエディンバラに比べるとどうも退屈な工業都市、と言われていたグラスゴーが、モダンで魅力的な街として紹介されています。スコットランドの島めぐりの拠点としてだけではない、活気ある街に発展したのかも知れませんね。
表題になっている、スコットランドの「手仕事」ですが、アーガイル柄もタータンチェックのワンピースも、現地で探すより、銀座で買った方が、ずっと垢抜けて都会的なものが手に入るのは確実です。本誌でも、そういうふうに紹介されていますから、お買い物ガイドとしては、ここに載ってるもので日本で買えないものはほとんどないだろうとも思います。
ただし、現地の人々にとっては“おじいさん、おばあさんの制服”にほかならない、伝統のタータンチェックなり手編みのセーターなりが、現代的な都市生活にマッチしたかたちで甦っているのには感心します。外国人の斬新な発想こそが、こういう伝統的な手仕事を支えているのかも知れないとも思いました。
インターネットで簡単にホテル予約ができる時代ですが、個性的なプチホテル情報はやはりここがいちばんでしょうね。街で流行りのレストラン情報としては有益、かも知れませんが、基本的には簡素な暮らしをしている田舎なので、現地のサンドイッチがまずいとか、サーモンが生臭いとか、珍味ハギスは半分以上残してしまったとか、もう揚げポテトは見たくもない、とか、そういう文句を言いそうな人を“新鮮なローカルフード”でその気にさせてしまうのはどうかなあとも…。
しかし、レンタカーでこんな鄙びた田舎をドライブしてみたい、という方には、参考になる情報も多いのではないでしょうか。これ一冊でスコットランドが分かるわけではないので、他のガイドブックで基本情報をしっかり確認して下さいね。ここでは紹介されていませんが、スコットランドじたいの景観もなかなかのものなので。シングルモルトは…運転中はお控えいただくとしても。
スコットランドの島々というのは、イギリス人にとっては、南欧の有名リゾートよりよほどアクセスしづらい田舎なので、よく言えば全く俗化されていないのはほんとうでしょう。でも、そういう“オーガニック”で、“グリーン”な地方というのは、実際にはほんとうに不便で手間もかかり、行って見てもあまりすることもない、かも知れないことは覚悟した方がいいかも、です。家族連れでのんびり滞在するのには向いていると思いますが…
なお、スコットランドに関するCDや本、DVDなどの紹介ですが、これは在住者にも参考になると思います。“トレイン・スポッティング”は、現代イギリスの都市生活のなまなましい現実でもありますが、ロックやモダンアートの背景にある息ぐるしさとかエネルギーを感じるにもいいと思います。
こんなところまで日本の雑誌で紹介されてるんだなあ、と驚くのは相変わらずですが、在英邦人としては、日本国内のリゾート旅館情報、巻末のスリランカ特集もとても面白かったです。
テレビで毎週見ている番組でとても好きな番組です。カメラの目が人目線であり、目線に対する声が役者さんのナレーションで流れるしくみは、自分で街を一人歩きしている感覚を体験でき、世界中の国を楽しめるとても良い企画だと思います。
イギリス編は、自分が見たかったイギリスとは大分違い少々ガッカリしました。特にエジンバラの同じ路地を行ったり来たりする場面は、事前の調査が不完全だったのか(?)この無駄を無くし、もう少し違う風景を入れられたのではとも感じました。また違うイギリスの街歩きを是非企画して欲しいです。価値観は様々ですので、この映像がお気に入りになる方もいるとは思いますが、私的にはこういう評価とさせて頂きました。
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