某K社で刊行されていた2巻のラストで、主人公が背後から…、の先がやっと単行本化されました。
雑誌連載時の事情を知らなかったので、期待半分で見たのですが、やっぱり…
『ブルーバック』単体としては、中途半端に終わってしまっています。
まぁ、作者が『決着(ケリ)は199X・Rで!』と言っているので、それまで待ちます…かな?
本来でしたらZとの直接対決の序盤となるはずの当巻でしたが 掲載誌と震災のためにものすごく中途半端なところで打ち切り終了しています。 最後の1ページの文字に悲しさを感じました。
当シリーズは世界観も絵も良くできていて楽しめます。 7巻までは、すでに完結している後の年代の話しである 「鋼」へ繋がる流れもできていたのですが、 本巻では急展開で打ちきりまでにまとめようとする意図がみえます。 眼の肥えた読者さんでしたら、本誌掲載時の当巻の1話を読んで 打ち切りを予想できるような話のすすめかたです。
7巻までは素晴らしく描き込まれていた絵も、当巻ではイマイチです。 とくにリカちゃんの表情の描き込みの変わりようには唖然としました。
いろいろな都合はあると思いますが、本巻の内容でしたら 7巻で黒部ダム損壊から街を救い伝説の鬼神となったところで ENDのほうが個人的にはよかったと思います。
叶君に頭を下げる大統領なんて見たくありませんでした。
心霊ものか、 サスペンスか、アクションものか、分類しづらいところです。 ストーリーは面白く読めましたが、何分最初に伏線が多かったので、 特に主人公とヒロイン?(どっちが主役か判別しづらいところですが)の恋愛が 尻切れトンボな気がして残念です。
グロテスクなような、振り切れてないようなところもあり、、、。 もう少し設定を明確にして欲しいかなと思います。
スト2時点での登場キャラが全員登場し、戦っており
見せ場もそれなりに用意されている。
作者の情熱、意欲をひしひしと感じるストーリーと熱いバトルの連続で読者を退屈させない。
絵は全体的に線が細く、細部に至るまで書き込みが多い。いかにも90年代な感じ。
必殺技は構図に工夫を凝らしており大変迫力がある。
ストーリーは全2章で構成。
前半はシャドルーが開催する格闘大会を描く。初代スト2を忠実に漫画に起したら多分こんな感じになるのではないだろうか。
麻薬や犯罪が横行する島、国際警察は理由があって手が出せず、大会にはそのボスが出場するなど
どこか「燃えよドラゴン」を連想するストーリーだった。
後半はご自分の眼で確かめて欲しい。
多分上記のストーリーからは連想できないだろう、とんでもない展開なのでお楽しみに。
DVDアニメは30分未満。リュウ、ケン、春麗、本田が古代の藤原京にタイムスリップ。
おそらく教材として作られたのだろう、当時の役人、政府、町の様子などをかなり詳しく解説している。
戦う場面が全くない(笑)ので、拍子抜けしたが、声優が豪華なのでそれなりに楽しめた。
(リュウ - 大塚明夫 ケン - 難波圭一 春麗 - 富沢美智恵 エドモンド本田 - 郷里大輔)
結論から言うと単行本のRYUを3巻買い揃えた方がいいと思う。中古価格で本商品との値段に2000円近く開きがあるが
内容的にはほぼ同じである。2000円分の価値をカオスなアニメに見出せる酔狂な人は此方を買ってもいいだろう。
収録作品は、過去に白泉社から出ていた同タイトル(HUNTER (ジェッツコミックス))の、そのまんまです。 帯に『幻のデビュー作〜云々』とありますが、それとて小学館から出ていた神崎将臣選集1 ブル・ドッグに収録の同タイトル作品です。
そんな訳で、20年前の作品を知っている人には、特に目新しい物はありません(せいぜい作者のあとがき位でしょうか)。 逆にココ数年で作者のファンになった方で、過去の作品を見てみたいという人には、一見の価値あり、と言うべきでしょう。 なにしろ、原点ですから…
|