現在も活躍しているブルースとR&Bのシンガー。映画『キャデラック・レコード』でビヨンセが演じました。
たしかこのアルバムは、『ローリング・ストーン』誌の「偉大なアルバム500枚」のなかで116位にランクされた名盤です。
映画『キャデラック・レコード』を見た竹内まりやがエタ・ジェイムスを聴き直して、「ジャニス・ジョプリンは相当エタの影響を受けているんじゃないか」と語っていました。やはり、実際にジャニスはジェイムスをカヴァーしていますが、ジャニスの源流のような力強い歌唱です。
グラミーの最優秀トラディショナルR&B歌唱賞にノミネートされた、ビヨンセによる「アット・ラスト」のカヴァーが聴きたい方は、こちらのキャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語 デラックス・エディションを。
ボーナス・トラック4曲は、デュエット曲。
一言でいえば雑 せっかくいいメンバーでのステージだからやや辛口ですが、もう少しステージングを考えればよかったのに・・・ ミックテイラーってそんなに上手くないんや。 アルバートキング、ジュニアウェルズはええわ。
ゴスペル、ブルース、ロックンロール、JAZZ。SOULの本道を行くエタ好いですね。
この頃のエタ(なんと当時25歳!)は抜群。このライブテイクではデヴィッド・ウォーカーがバックで演奏していたり、聞く価値は大。特に2曲目の「Baby what you want me to do」は、これぞブルース!って感じでブルース本来のかっこよさを表現している1曲だと思います。女性のブルースが聞きたい人にオススメです。
エッタ・ジェイムズが勇躍アラバマはマッスル・ショールズに乗り込む。 本人、クスリ抜きの治療と並行しながらという、実に強力な状況ながら。 本人、絶好調。バンド、抜群。マテリアル、良曲ずらり。 これでは、駄作ができるほうがおかしい。 まもなくしてジャニス・ジョプリンが取り上げる“Tell Mama”、 クラレンス・カーターやロッド・ステュアートの歌のほうが有名だろうが、こちらも負けてはいない“I'd Rather Go Blind”、 オーティス・レディングのカヴァー“Security”、 マッスル・ショールズのシンガー、ジミー・ヒューズのカヴァー“Steal Away”など、聴きどころがたっぷり。 さらに、同じマッスル・ショールズで録音された当時のシングル曲や、当時未発表だった音源もボーナス曲として揃え、 このCDは「マッスル・ショールズ完全版」と謳っている。 ボーナス曲のほうには、フルートが入ったりして、アレレ?とするところも少々あるものの、 何にせよ、ありがたいことである。
|