「夜の武士」の副題の意味が今一つしっくりと来ませんでした。 ・脅されて立て続けに小火を出し剣客相談人に助けを求めた大店の過去。 ・辰巳芸者「米助」の想い人を探す剣客相談人。 ・爺が突然信州に戻り御前試合を真剣ですることに。 の3本の物語から構成されております。 第5巻で登場した美貌の剣士「弥生」は父亡きあとの道場主に納まってしまいました。 小生はてっきり剣客相談人に加わって活躍するものと思いましたが、残念ながらそういう展開にはなりませんでした。 6巻の剣客相談人への相談事はどれも内容的には深みがなかったと思います。 加え「長屋の殿様文史郎」の粋な生き方や、江戸の市井に生きる町民たちの躍動感が伝わって来ませんでした。 まぁ、可もなく不可もない無難な作品かと思います。
前回のに比べれば声優のより取り見取りであります。ただあむは兎も角、歌唄の人はまだ曲を出すのですか?
ガーディアンの曲もあるようですが、今のガーディアンメンバーのみです。
次回登場するオリジナルキャラクターの歌も収録されるようです。
前回のアルバムに出なかったイル&エル、元ガーディアンの空海、「どきっ!!」でレギュラーであるルルの曲も出さないか期待と不安で一杯です。
評価はそんな意味で星3つです。
今注目している少年俳優、太賀君の主演作ということで購入。
戦後まもなくの時代に生きる少年たちの姿がういういしい。
中学生という年頃は、人生の中でも一番中途半端な年頃だ。
体はどんどん大人になっていくのに、まだ生活力はなく子供のまま。
この映画のオサムの両親は別居中で、オサムは母親に育てられている。
母親はオサムを育てるためとはいえ、オサムに相談することもなく、
突然の引っ越しをくりかえす。
この映画は、転校した学校での一年間の出来事を描いている。
誰にもあるだろう中学時代の・・・・
あのくったくのない楽しさ、それでいて、つねにおそってくる悩ましさ。
そして、わけのわからぬ切なさと、爆発しそうな感情・・・
それらを丁寧に描いていると思います。
昭和29年の中学生ですから、今とは違うかもしれないけど、
共通する感覚も、きっとあると思う。
今の中学生にも見てもらいたい作品だと思う。
太賀君は、中学生の微妙な感情を繊細に演じている。
那須の美しい景観と、谷川賢作の素朴で美しい音楽が印象的。
6年前に出版された『小説ルパン三世』の文庫本です。
久しぶりに読みましたが『こち亀』の小説版同様、大沢在昌氏を始めとする錚々たる執筆陣によって描かれた『ルパン三世』はまた一味違う味わい深い作品となっており面白かったです。
『十年金庫は破れるか』の錠太郎が登場した挿話はかなりお気に入りです。
今、話題の日本と中国の戦争を描いた架空戦記もの。
尖閣諸島その他の島嶼を急襲、占領した中国軍に対し、日本は秘密裡に建造していた空母(本巻では戦闘には参加せず)を軸に対抗する作戦「暁」を立てていた。
空母にはF-35を積載し、敢然と中国軍に挑む構想だ。果たして日本は中国を撃退できるのか?という話。
1巻なので、導入+政治的な話+ちょっとした空戦がメイン。中国軍の戦闘機Su-27、Su-30の中国版とも若干干戈を交えます。
ちょっと前の長編「黙示録2010ユーラシア大戦」が完全な尻すぼみで終わってしまって、がっかりしたので今回は書ききって頂きたい。
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