陰日向に咲く (幻冬舎文庫)
本屋の店頭で大掛かりに宣伝しているのもの、あるいはいわゆるタレント本などは
全くといってよいほど手にしない私ですが。病院の待ち合い室に置いてあったこの本は
引き込まれてどんどん読んでしまいました。
登場人物も、構成もユニークなものですし、
何よりもその情景がいきいきとしてよみがえるのです。
舞台の脚本とかを読んだことはないのですが、読書をする人ならおそらく
「作者 劇団ひとり」という名前を隠されたとしても、
文章だけを編み出して来た小説家が書いた文章でないとわかるのではないでしょうか。
本多劇場でお芝居を見たあとのような余韻が残ります。
とても面白かったです!
amoretto SPECIAL COLLECTORS EDITION [DVD]
ドリカム本人自ら、そっくりさんの役を演じており
ドリカムファンならずとも楽しめる作品だと思います。
そもそも、ドリカムは役者ではありませんので
演戯云々を言われると「・・・・・」という事になるのですが
ストーリーは、かなりせつなく、胸にせまります。
公開当時は、単館上映で、しかも短期間上映でしたので
DVD化を待っていました!!
早く、あの感動をもう一度味わいたいです。
発売日が楽しみです♪
魔王 [DVD]
今までの人生でDVDBOXを初めて購入しました。
理由は「手元に置いておきたい」からです。
私の宝物といっても過言ではありません。
2008年に魔王が放映されていた時は残念ながらリアルタイムでは観れず…
というのも、結婚してから連ドラをほとんど観ない生活になってしまい
たまに観ても飛び飛びだったりで全然最後まで続かないのです。
魔王は放映直後から評判良かったのでいつかは観たいと思っていました。
それで翌年の夏休みにレンタルで一気観したのですが…
それはそれは色んな感情が巡りながらの観賞となりました。
内容に引き込まれると同時に急速に惹かれてしまう大野智という人物。
嵐のリーダーという事実だけは承知してましたが、何となく抱いていたイメージと
あまりにかけ離れているので、全く新しく知った俳優さんという感覚で観る事になりました。
印象としてセリフが少ない。
でも内面の葛藤(怒り・悲しみ・揺れる感情)を
泣き叫んだり怒鳴ったりする訳でなく、目・視線で表現している彼に
本当に驚かされました。こんな演技を他若手俳優さんで観た事無かったので。
人は深い怒りや悲しみに陥った時<静>である…と知った気がします。
感情を爆発させるなんて現実にはほとんどない。
だからこそ、あんな復讐劇であるにも関わらず成瀬領に共感出来たんだと思います。
彼の背負った悲しみが画面を通して波のように押し寄せて来るんです。
涙が止まりませんでした。本当に止まりませんでした。
ラストに向けてこんなに泣いたドラマは初めてです。
そしてこんなに主人公への幸せを祈ったドラマも初めてです。
だからこそDVD特典として付いてくるキャストの皆さんの笑顔やメイキング、
大野さんの演じてる姿との激しいギャップ(笑)
心から微笑ましくホッとしながら観てしまってる自分がいました。
作品自体の素晴らしさはもちろんなんですが、
間違いなく大野智に興味を抱かせる作品でもあります。
彼の控えめな性質はメディアを通して有名になってきつつありますが、
歌・ダンス・アート・演技全てのレベルの質が高い事に関しては
もっとTVでその才能を見せ付けて欲しいと、ある意味もったいなくて仕方ありません。
骨太ドラマ。
大野智にもっと演技をさせてみて下さい!
魔王を観た人なら誰もがそう思っているはずです。
大野智の才能はまだまだ無限です。
劇団ひとりの匠探訪記 (完全版) [DVD]
この匠探訪記は以前CSで放送されて、その時は観れなかったので今回初めてDVDで観たのですが、とにかくすごい作品でした。
最初は匠を紹介する作品として普通にスタートします。けれどMCの女性やひとりさんのテンション、カメラ映しなどいくつか違和感を感じる場面もあって、番組の後半になるにつれてその理由がだんだんと分かっていきます。
最初は砲丸とおろし金を作る匠が紹介されて、最後に笑いの匠である「劇団ひとり」をこの番組の制作を通して密着して紹介するというものです。
私が特にすごいなと思ったのは、地上波では絶対流せないだろうと思われるひとりさんの奇行や奇声、はたまたブラックネタの数々。全てはCSだからこそこの企画は実現したんだろうなと思います。
でも構成はすごくよくできてるなと思ったし、ひとりさんの演技だとか変顔だとかリアルで素晴らしいので、全体を通してすごく面白いし良い作品だったと私は思います。
ひとりさんの作るひとりコントだったり偽ドキュメンタリーだったりこういう毒のある作品だったりとひとりさんの作る笑いは地上波では観れないものが多いように思うので、たまにDVDやCSを通してこれからもどんどんこういうのを作っていってほしいな〜と思いました。
ミスター(初回限定盤B)(フォトブック付)
韓国盤の ルパン や 2集 などを持っているのですが 「折角 日本デビューしたことなんで・・・」という理由で購入しました。しかし これが 思いもよらない
小さな(笑)発見が ところどころに詰まっており 買って良かった!と思っております。 外国語でヒットしたものを 日本語に直した曲の殆どは 原曲の良さを超えない事が多々あるのですが 本シングルに関しては 韓国語の擬態語・擬声語の 響き の良さを殺さず ビートに上手く絡ませる事に成功しております。 それと 韓国で発表された音源 また TV番組などで歌っていた KARA独特の雰囲気も そのまま再現されてます・・この理由は分析不可ですが・・キャラですかね?(笑)
それに対して 曲のアレンジに関しては {ミスター}が 少し埋もれがちだった ベースが前に出てたり ドラムのスネアにも 少し工夫が加えられていたり・・途中で
ホーンセクションぽいシンセ?フレーズが加わって〜ギターが〜シンセベースが〜などなど厚みが増し 曲全体にメリハリがついているように思えました。
{アンブレラ}の方は リズムセクションが{ミスター}同様の変化があり〜アコースティックギターが加わり〜ストリングスの入り方が少し早くなったり・・・などなど 小さな変化を見つけるう事が出来ます。 このへんも 韓国盤と聴き比べるてみるのも楽しみかもしれません。 フォトブック=各メンバーの写真(ひとり4ページ) KARA全員写真 5つ。