Quiet Emotion
07年に8年ぶりとなる新作を発表し、自身初となるライブを行ったシンガー・ソングライター、具島直子さんの97年の2作目。聴き手の胸をすくような涼しげな歌声と、生音を主体とした繊細且つ流麗なサウンドに一気にもっていかれました。R&B、ファンク、ボサノヴァなど多彩な楽曲はいずれも秀逸。本当に多くのひとに聴かれるべき傑作です。
miss.G
ずーっとかけっぱなしにしていてもなぜか飽きません。声がまわりの空気と一体になっている感じ。かといって決して存在感がないわけではないのです。控えめながらも強いインパクトを残すアルバムです。このCDを探し求めるきっかけになった6がやはりいちばん好き。天気のよい静かな休日の午後、さわやかな風が吹きこんでくる部屋で気持ちよーく聴いていたいアルバムです。
magic wave~具島直子ベスト
静かなのにグルーヴがあって、とても好きで、昔からずっと聴き続けてます。
たぶん具島直子の今までのファンは全部の盤を持ってるだろうから
この盤は、新曲"I Love You" のためだけに買うのかというところ。
誰かにお勧めするときに、1枚にまとまってるというのは便利だね。
恋するバラード
女性のバラードが多いのは、よく分かりますが、これはどういったコンセプトなのかが今ひとつ分かりません。悲しい曲の次に、楽しい曲だったり、カラオケ向きかなー、と思ったら、そうでもなかったり。とりあえず、ユーミンファンは、最近のアルバムから「Woman」が入った!ということで、買いましょう!ってことなのかな?ジャケットもユーミンっぽいし。(笑)
むらさき。
最近は目立った音楽活動をしていない彼女ですが、このアルバムを聴くと、それがもったいないと思ってしまいます。
もともと声に特徴があった中で、このアルバムに至って、表現力をともなう「ともさかの歌声」が完成した気がします。楽曲の完成度もピカイチ。アイドルのアルバムという偏見なしに、純粋に1人の歌手のアルバムとしての鑑賞に堪える品質の高さです。この後オリジナルアルバムが出ていない(たぶん)ということを考えると、いったんここで「ともさかの歌・第一部」が極まった、という判断なのかもしれません。
子育て中だし、歌手としての復帰はもう少しかかるのかな?歌手活動再開を期待しています。