P.I.P.―プリズナー・イン・プノンペン (小学館文庫)
この本に書いてあることは、大方本当のことなのだろうと思ってしまいます。多少のデフォルメはあるだろうけど...とにかく読んでいると憂鬱になる反面、なぜだか“ 力がわいてくる”のが不思議です。この本を読んでからは、つらいことがあっても「 プノンペンに比べれば..プノンペンよりは全然ましだ...」と言い聞かせて、ある種の心の支えにしています。それだけショッキングな(ノン)フィクションです。普段このての本を読まないビジネスマンの方にも超オススメです。
P.I.P. ―プリズナー・イン・プノンペン― (Bunch comics extra)
カンボジアを舞台にした小説が2000年の夏に出版され
「アジアン・ミステリー」として話題になった作品をこれまた
アジアの空間を書かせばピカイチの深谷陽の手で漫画化。
コミック雑誌「週刊バンチ」に2004年5月から9月にかけて
連載されたものに約70枚の加筆修正を加えた400枚弱の分厚い一冊。
漫画化の際に「ミステリ」要素は薄められているように思われる。
それにより主人公イザワケイゴにおとずれる理不尽な運命を
あなたはどう捉えるのか。
カンボジアの首都プノンペンの拘置所(プリズナー)には真実は一つもないっっ!!
週刊バンチ2月10日発売の第11号に
「P.P.P.TOUR」という読み切りが掲載されてます!
「会長はメイド様!」キャラクターコンセプトCD―Another Side2―
叶くんの歌声も聞きたかったぁ(*'∇`) キャラソンよりもミニドラマが面白かったです。 久しぶりに買ったキャラソンがこのシリーズですが、アタリです♪
鉄男 THE BULLET MAN (ビームコミックス)
映画のコミカライズとしては予想以上の出来映え。内容も映画にかなり忠実。
というか、細かい心理描写なども補完されているので、これを読んだ方がストーリー的にはわかりやすい。
だがまず映画が持つ勢いと攻撃性を、漫画という媒体でここまで再現したのは見事の一言に尽きる。
映画とは、言うまでもなく動画、音楽による「動きのある」総合芸術。
対して漫画は紙の上に描かれた「静止した」芸術。当然のことながら、動かない。
だが、この作品の絵はとにかく「動いている」。まるで殴り掛かってくるような迫力と勢いがある。
絵でもここまでの表現ができるのかと感心した。このコミカライズを担当した人のことは全然知らなかったのだけども。
映画のファンは言わずもがな、漫画好きや漫画という芸術の表現方法を勉強したい人にもお勧めの作品。
スパイスビーム (ニチブンコミックス)
煎じ詰めれば、毎日、食って寝て仕事して遊ぶのが『人生』。
だから、どれも「感動的にオモシロク」という作者の気持ちが伝わります。
アヤシイ登場人物たち(とオオトカゲ)も、なぜかとってもその辺にいそうな気が・・・。
それは、ほんとにこういう場所がほしいなぁという切望がなせるワザなのか。
こんなタイ料理店(屋台?)アナタもきっとはまると思う。