噂を学ぶ―学問としてのスキャンダル (角川oneテーマ21)
芸能レポーターである著者が、芸能界における噂やスキャンダルの構造などを、著者自身の体験や芸能人の有名なケースなどを織り交ぜつつ解説した作品。また、放送局におけるワイドショーの扱いなどを主な例に出し、マスコミの偏向報道や視聴率との関係性などを焙り出している。
内容の大半は外から見ていても推測が付いていたものだが、具体例がTVやスポーツ紙などでなじみのあるものなので大変理解しやすい。扱っている例が「芸能界」という特殊な世界であるため、一般人に当てはめることは難しいが、マスコミの報道などを読む解く際には大変参考になる作品である。
絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録
レポーターの草分けの巨星が、肺がんで亡くなったのは何だか悲しい事です。
ガン宣告の前に執筆開始の本でしたようです。
闘病生活の病室で書き続けた思いが、強く伝わって来ます。
絶筆の、こと、です。
昭和の良い時代の空気が感じられる、こんな本は貴重です。
図書館で読み捨てにしても寂しい、何かがあります。本です。
我が家に数日前に到着してから、女房も引き込まれて読んでいました。
勝新太郎に信用されたり、梨元さんて、けっこう面白い人だったんですね。
しあわせ特急
東海林さんとの絶妙なコラボ・・・最高です。
お二人の人柄がにじみ出る作品でした。決して上手くないお二人の歌。
もう二度と聴けないと思うと・・・寂しいですね。
また昭和の生き証人が亡くなりました。
ふぞろいな秘密 [DVD]
ワイドショーの再現ドラマのような作品。石原真理子さんの書いた告白本を自身で監督している。よほど執着している事柄を描いているのだろうと思ってみてみたら、玉置浩二氏との出会いから別れまでを追った作品であった。それこそ、ワイドショーで玉置氏のマンションから担架で運び出された様子を覚えていたが、あのマンションで何が起きていたのかが数十年目にして知ることができた。正直、ぞっとするものであった。自分自身を描くのは難しいし、客観的になれるものではないだろうが、偏りがあるのではないか勘ぐる必要はなさそう。彼女が自らの過去を清算したかったのだろうと思うばかりの作品。彼女にとっては常に頭から離れないトラウマのようなことなのでしょう。女性が過去の恋に対してどういう結着をつけるのか、その心理を知る手がかりにはなりそう。
酒井法子隠された素顔
酒井法子は芸能人であり、日本人なら大抵の人は知るビッグネームである。
この人が行う事は良い事も悪い事も社会に影響を与える。
酒井法子が今後、芸能界復帰をしたなら一般市民は社会がシャブ中を許容したとみなすだろう。
芸能界は普通の職業とは異なる、本人も希望してるとおり福祉関係で職を求めればいい。
覚せい剤は再犯率が異常に高い事は周知の事実だ、一回手を出すともう後戻りは出来ない。
一回の失敗でも許されないのである、このことを理解してない人が多すぎる。
この本はシャブ中は社会から叩かれるという事を示すいい材料だと思う。