ジェニファーズ・ボディ (完全版) [DVD]
ホラーと青春モノを合わせたようなテイストだが…
エロやグロも無理矢理で…
全てが中途半端で消化不良
淡々と話が進み、途中あたりで…
あーそーゆー事ね…
となる訳だが…
見終わった後、たいした印象も残らなかった
ジェニファーは美しいのだが…
いまいち、学園でモテる女にも悪女にも見えなかった…( ̄○ ̄;)
キャラ設定が悪いのかな…?
余談だが…
あのバンドのボーカルが、
眉を八の字にして
カメラ目線で歌っている顔は…
とにーあるめいだにしか見えなかったんだが(笑)
もしや、カルロス・バーナードじゃあるまいな…
まぁ…レンタルで充分
Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン5 DVD-BOX 2
シーズン5も見どころ満載で、1話1話、大いに楽しめました!
"シリーズ最も危険な問題作、衝撃のシーズン到来!"というコピーの指している出来事が何なのか?は、このDVD-BOX2の方でわかります。
特典で、「第19話:閉じ込められた心」の製作スタッフ音声解説がありますが、シーズン6のネタバレがあります。これは「がーん、聞きたくなかった・・・」と強く後悔しました。私にとっては本編よりも衝撃でした。
ネタバレは気にしないで、むしろ楽しむほうなので、安易に聞いてしまったんですが。
ネタバレは、音声解説の最後の3分ぐらいのところで、ギャレットが事前に宣言してから話してくれます。聞きたくない人は聞かずにすみます。
9の扉 リレー短編集
リレー短編集って読んだ記憶があんまりなくて、
ほぼ初体験で読みました。
なかなか面白い化学反応ですね
次の作家さんにお題を伝えて、それを小説にする。
こんなことが出来る作家さんたちはすごいです。
4人目鳥飼否宇「ブラックジョーク」に
2人目法月綸太郎「まよい猫」の登場人物がちらりと出てきたり、
その「ブラックジョーク」と
5人目麻耶雄嵩「バッド・テイスト」は
完全に続きのお話ですし、
しかも続きの話だと最後のほうまで気づかなかった。
脱帽でした。
7人目貫井徳郎「帳尻」と
8人目歌野晶午「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」も
完全に続いてます。
こんなんアリなんだぁ!とニコニコしてた。
1人目北村薫「くしゅん」だけちょっと話が違うかなぁと感じつつ読んでると、最後辻村深月「さくら日和」でものの見事に繋がっており、
満足度が増しました。
あとがきは今度は最後の辻村深月から戻るやり方で
それはそれでどういう趣向で書いたかがわかり
さらに満足です。
リレー短編集なので、
どれが良かったとはなかなか言いがたいのですが、
まあ見事にバトンを繋いだ麻耶雄嵩と歌野晶午とが良かったかな。
最後の辻村深月の小学生の気持ちの表現の仕方には
いちいち納得できて脱帽でした。
本当に小学生が書いているのでは?と思うほどです。
そして題名にふさわしく少しお母さんの行動がサクラ日和でした。
Dr. HOUSE/ドクター・ハウス シーズン2 【DVD-SET】
最初、このTVドラマと出会ったのは、レンタルビデオショップでした。当時CSIシリーズに夢中だった私は、つまらないだろうと見向きもしませんでした。その後、軽い気持ちで借りて見てみると、その内容に引き込まれている自分に気づきました。一人の天才的な閃きを持つ診断医が、患者の病気を手探りの中で、見つけ治療する。一見ドライでクールな感じですが、その反面、寂しがりでとても優しさを感じさせる場面があり、とても見ごたえのある作品だと思いました。このシリースの安価版が発売された時は、すぐ購入し、また見ています。現在は、4シーズンまで日本では発売されていますが、早く続編を見たいものです。
ボックス21 (ランダムハウス講談社文庫 ル 1-2)
6月、冷夏のストックホルム。リトアニアから連れてこられたという20才の売春婦が鞭打たれ意識不明の重傷を負って南病院へ運び込まれた。やがて意識を取り戻した彼女は、逃げ出した娼婦仲間の助けを借り、なんと医師と医学生4人を人質にして病院の地下の遺体安置所に爆薬を仕掛けて篭城する。彼女はある刑事を寄こすように要求する。果たして彼女の真の目的は何か・・・。同時に刑務所から出所した麻薬中毒者の暴行殺人事件が起こり、市警のエーヴェルト警部とスヴェン警部補が病院に臨場する。
全編にわたって淡々としながらも時に激しさもあらわす情景描写。加えて“過去の傷”を抱え、真相を知ってしまったがゆえに煩悶するエーヴェルト警部、同僚の隠蔽行為に憤慨しながらも悩むスヴェン警部補、脅迫されて証言できない殺人事件の被害者の姉である女医、3年間の苦しみに耐えてきたくだんの売春婦リディア、またそのほかの登場人物すべての、陰影に満ちた、息苦しいまでの心理描写が読む者を惹き付ける。
そして、600ページを超える長い物語のラストから三行前の“衝撃”のひと言・・・。
本書は、このジャーナリストと元服役囚という異色の合作作家の、個性のある文体を静かにその一種独特の雰囲気にひたりながら読み進み、しかもドラマチックにストーリーを味わうことのできる小説である。と同時に、人身売買・強制売春という現代スウェーデンが抱える社会の病理に鋭く切り込んだ問題作である。