ストライクウィッチーズ2 第4巻【初回生産限定】 [Blu-ray]
全話通して手堅い面白さを保つ、優秀な作品です。これは第二期ですが、意外に第一期観てなくても全体的にわかりやすいから、普通に観れたりします。キャラクターの上手さも人気の秘訣で、好感のもてるキャラクターばかりなので、ストレスなく楽しめます。隠し味に、パンツというスパイスが、よく利いています(笑)。
ウィッチブレイド Vol.7 [DVD]
ここでは声優さんの話を。
とにかく、メインの3人(能登麻美子、神田朱美、水樹奈々)が今までとは
違った芝居を聞かせてくれるので、ファンは聞くべきである。
特に囁くような一本調子の芝居が多かった能登さんの、弾けるような元気な
「雅音母さん」は一聴の価値あり。それ以外にも獣のような叫びをあげる
変身後の芝居とか、色々と違った能登さんが聞ける。
他の2人に関しても、出演の前半と後半(明るく残酷な少女から、冷酷で
冷徹な女性へ)でガラッと芝居の空気を変えてみせる水樹さん、
終始けなげな母親思いの幼子を演じる神田さんも、他では聴けない芝居なので
もし興味があるなら是非。
付け加えておくと、松岡雅也が二枚目ではない、軽妙な芝居を聞かせてくれるので
これも意外な拾いものだった。
chocolat(ショコラ)
ミニとはいえなんとも早いペースで発売された4枚目のアルバムは、
まずケースを開けたときの面白さにどきりとさせられる。
これから購入を考えている方がいると思うのであえて詳しくは書かないが、
キャッチコピーの「甘くてほろ苦い」という二面性をよく考えた凝った作りになっている。
歌は相変わらず良く、カヴァー曲も含めジャズアレンジでまとめられた楽曲はどれも粒ぞろいで、
いつもそうではあるが「捨て曲」がない。
サクラ大戦で繋がりのある田中公平氏が曲を提供しているが、
てっきり彼女の持ち役である九条昴の曲のイメージを予想していた自分としては、
意外や意外、彼女の持ち前のハイトーンを生かした楽曲は目からウロコだった。
こんな高いキーの難しく思えるメロディをなんなく歌ってしまうあたり、
彼女の“歌い手”としての実力もまた上がったのではないか。
また、映画ブレードランナーのカヴァー「one more kiss dear」は
アナログレコードを思い出す様なしっとりとした歌い方で、レトロな雰囲気にさせられる。
一枚のアルバムの中で、時にキュートに、時に大人に歌い分け、演じ分けている様は、
さすがは女優、と言ったところか。
まったりとしていてそれでいてしつこくなく。
色々な味のアソートチョコレートを食べているような、まさにchocolatな一枚。
ココアとミルクティーもいいけれど、アルコールとの相性も良さそうだ。
超訳百人一首 うた恋い。ドラマCD
原作の切なさを裏切らないドラマCDでした。
もちろん声優さんたちの演技も素晴らしくてもう一度読み返したくなるほど。
女性陣のキャスティングがぴったりで尚且つ和歌に乗せられる言葉たちがとても綺麗に響きます。
残念だったのは原作でも涙した一部分の物語がカットされていたこと。
できれば収録してほしかったのが本音です。
キャストトークのラブレター短歌もとても楽しく聞かせていただきました。