Jackie Brown: Music From The Miramax Motion Picture (1997 Film)
1997年、クエンティン・タランティーノ監督「Jackie Brown」のサウンドトラック盤です。
「何で、こんなの知ってるの?」「どういうセンスをしてるの?」と、
聴きたくなるくらい、素晴らしい楽曲が選曲されています。
タランティーノの音楽センス・選曲センスには、相変わらず。。。脱帽です。(笑)
タランティーノのサウンドトラックは、古くて怪しいロック・ミュージックが多いのですが、
この「Jackie Brown」サウンドトラックは、
「70's ソウル・ミュージック」という点が特長です。
(70's ソウル以外は、tr. 6のJohnny Cashはロック、tr. 10のFoxy Brownがモダン・R&Bくらいですね。)
収録されているアーティスト名/曲は、
Bobby Womack/1, BROTHERS JOHNSON/3, Bill Withers/5, Johnny Cash/6,
BOODSTONE/7, Pam Grier/8, Foxy Brown/10, Randy Crawford/11, THE DETFONICS/12,
THE GRASS ROOTS/13, Minnie Riperton/14, THE VAMPIRE SOUND INC./16, Elliot Easton's TIKI GODS/17 です。
70's ソウルの名曲・隠れた名曲が、たくさん詰まったサウンドトラック盤です。
また、「アップテンポなFunky系」と「しっとり聴かせるMellow系」が、バランスよく収録されているのも、Good!です。
「タランティーノ・ファン」「ジャッキー・ブラウン・ファン」は、もちろんのこと、
「70's ソウル・ファン」にも、オススメできるサウンドトラック盤です。
招かれざる客 製作40周年アニバーサリー・エディション [DVD]
紹介文のところに「撮影終了直後に亡くなったスタンリー・クレイマー監督の遺作」とありますが、明らかに間違っておりますのでどうか訂正して頂きたい。
クレイマー氏はこの映画から30数年後の2001年に他界されたのであり、映画製作者としても本編の後も「サンタビットリアの秘密」
「動物と子供たちの詩」「オクラホマ巨人」「ドミノターゲット」と監督作を送り出しています。
明らかな事実誤認が放置されたままというのは作品に対しても故人に対しても無礼ではありませんか。