もうダマされないための「科学」講義 (光文社新書)
未曾有の震災と、それに続く放射線被害にみまわれた今、「科学的思考」が重要である。
我々は、テレビや新聞など、さまざまなメディアから、たくさんの情報を得てはいる。
しかし、そのうち、どれが正しいか、どの情報を我々は必要としているのかを、しっかりと判断しなくてはならない。
本書は、そのための「科学的思考」について述べられたものである。
もちろん、類書はたくさんあるし、本書が極めて内容の濃いものである、というわけではない。
しかし、複数の著者による複数の視点からの論説なので、一方に偏るということが少ない。
そして、震災以降に執筆された巻末の情報は大切である。
デマや悪質な噂に迷わされることなく、しっかりとした態度・行動をするためには、我々にもそれなりの努力が必要だ。
ただしそれは、落ち着いて考え、冷静に判断し、周囲のムードに流されないということである。
そして、多くのデータに目を通し、それに基づいた考え方をする。
本書は、そのための良い一助になる。
日常生活で「うつ」を改善する効果的な治療法 [DVD]
ウチの親戚に精神疾患に偏見を持つ人がいるので買いました。僕が患者なのですが、僕が説明しても無理、本を渡しても面倒だから読んでくれない・・DVDで観るだけなら?と考えました。同じ人間ですから、完全に偏見はなくなりませんが、少しは良い方向にいっています。わかりやすい説明なので肩が凝りません。周りの理解が必要なので、多くの方に観てもらいたいです。
大山式ボディメイクパッド (M)
また、騙されてみるか!の諦めで購入しました。
装着してな〜んと歩行に違和感があり装着止めようかと外しました。
所が装着してないと逆に違和感を覚えまた装着しました。
装着すると安定感を感じるのです
私だけかもしれませんが、私は思いっきり外股で歩くのですがいつのまにか外股が
軽減されました。歩行に疲れをあまり感じなくなったような気がしてます
この商品のせなのかははっきりと言えませんが、私は私なりに違いを感じてます。
大山式ボディメイクパッド (M)
大迫麗香 DVD 『密会』 [DVD]
派手な顔立ちでかなりのダイナマイトボディですが、品があります。展開はなんとなく佐藤ゆりなの「Love Hotel」を彷彿とさせる感じです(タイトルが「密会」なので納得といえば納得ですが)。
女医のコスプレからベッド上で誘惑してくるシーンと、最後のチャプターのいやらしい口元アップでもう撃沈しました。良作だと思います。
ただ、目立った活動もなくブログが更新されていないのがちょっと気になります。是非次回作が見たいです!がんばってください!
創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)
以前より歌謡曲や演歌の成立過程に興味があり、特に「演歌は日本の心」という言葉に疑問と違和感を持っていました。
書籍やネットから情報を得ようとしましたが、歌謡曲や演歌について書かれたものの多くは著者の趣味的なものであったり、事実を中心にしたものであっても業界関係者の自伝や暴露本な客観性に疑問があるもの、もしくは時事風俗中心に書かれたものばかりで、楽曲を対象とした史実について書かれたものはあまり見つけることができませんでした。
Amazonのレビューなどで「『増補』にほんのうた」(北中正和)、「日本流行歌変遷史 歌謡曲の誕生からJ・ポップの時代へ…」(菊池清麿)の二冊の著書を知り、これらによって和製ポップスから歌謡曲そして演歌へという流れは理解できたのですが、どちらの本も今で言う演歌が具体的にいつどういう過程で産まれて来たかという点については大まかにしか語られず、もやもやを抱えていました。
演歌(艶歌)という言葉の変遷、今で言う演歌を誰がいつどういう過程で生み出したか、その当時どう捉えられていたかについて、本書は明確な回答を与えてくれました。著者の輪島氏は1974年生まれと若いため、研究の多くは実体験ではなく文献(巻末に記載)に依ったものと思われますが、著者の示した事例は明確かつ論理も客観的であり納得のいくものでした。歴史検証の常で異論はあるかもしれませんが、人によっては細かな解釈の違いはあるとしても著者の論旨は全体として妥当であると思います。
この分野に関心のある方は、ぜひお読みになることをお勧めします。大事なことがたくさん書かれているのでポスト・イットを用意して読むといいでしょう。
この本に出会えたことで、大変感謝しています。
増補 にほんのうた (平凡社ライブラリー)
日本流行歌変遷史―歌謡曲の誕生からJ・ポップの時代へ