キテレツ大百科 (2) (小学館コロコロ文庫)
発明の好きな小学生が、先祖の遺した書物に記された発明品を復元して活躍する、1話完結のSF(?)作品です。第1話で製作した人格を有するロボット:コロ助が狂言回しとなって話を盛り上げます。第2巻では、1974年から77年まで月刊誌「こどもの光」に連載された全40話のうち、後半の20話を収録しています。
この作品はアニメが成功し、88年から96年まで長く人気を博しながらもF先生の連載は再開されず、代わりに原作のアシスタントを務めた田中道明さんが「新キテレツ大百科」を連載しました。そのため、アニメ版の物語の大半がF先生の原作には存在しません。本巻に登場する発明品の名称を列挙しますので、印象に残っているあのお話が収録されているかどうか、参考にしてください。(*)は本編中に正式名称の記載がないものです。
21 念力帽
22 如意光(物体の拡大・縮小)
23 人間植物
24 忘れん帽(記憶を切り出す)
25 熱気球(*)
26 夢幻燈(多重露出映像カメラ)
27 獣類操り機
28 人工地獄
29 宝物探知機、潜水クリーム(*)
30 ビードロ丹(透明人間に変身)
31 こども町正門(*/ガリバートンネル)
32 怪力面、羽うちわ
33 回古鏡(過去を写すカメラ)
34 キテレツスキー(地形を主観的に拡大)
35 こころみの家(結婚生活シミュレーター)
36 遊魂帽
37 空中遊歩台
38 仙鏡水(雲を固める)
39 唐倶利武者
40 操獣座
1話が15〜20頁とF先生の小学生向け作品としては比較的長く、ドタバタにとどまらない読み応えのある物語が少なくありません。たっぷり楽しめると思います。なお、解説はアニメ版の脚本を数多く手がけた雪室俊一さんです。
アニクラ
ハトヤのカルメン幻想曲ほどの笑激はありませんでしたが、なかなか笑えます。
アタックNo.1の小鳩くるみの「だって涙が出ちゃう 女の子なんだもん わかって」
の台詞・・・バイオリンがマジ喋ってるよぉ・・・ 大笑いしました。(^ワ^)
まぁこれだけでも 元はとれたかな。
ルパン3世のタンゴアレンジは ・・・滑ったな 原曲の大野雄二のセンスの良さを再認識しただけでした。
キャンディキャンディのバロックアレンジは上松美香・アニパのボサノバアレンジよりセンス良くまとまってます。
ほとんど懐かしい曲なのでBGMにいいかも。
オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)
幼い頃親しんだ「オバQ」。学校まで地下鉄をひいたり、ラジコンで戦争ごっこをしたり空地の秘密基地、オバQ放送局、糸電話による子供だけの専用電話など本当に夢のあるいい作品でした。「ドラえもん」にはない子供たちの手作りの夢です。
大人になってからも、何か嫌な事があった時にテレビアニメで歌われていた「オバQ音頭」の歌詞を思い出し、気持ちを和ませられた事がよくありました。
もうないだろうと諦めていた復刊が実現し、大変嬉しく思います。
しかもこの全集は「少年サンデー」だけでなく学年誌やその他の雑誌に連載された作品も復刻するということです。同じタイトルの作品でもそれぞれ違っており、今までコミックス化されなかった印象に残っている作品も甦るということで、大変楽しみです。