ベスト・オブ・トッド・ラングレン
2枚組みのシングルスより内容が凝縮された一枚になってます。
やはり全体的にポップなメロディセンスが光ってます。
"I SAW THE LIGHT"はケイコ・リーがカヴァーしていた名曲です。
トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術 (P‐Vine BOOKs)
レコーディング・アーティストとしてのキャリアを中心としたトッド・ラングレンの2009年の伝記本の完訳。
スタジオで衝突したことが有名なアンディ・パートリッジなど、生存する関係者の殆どに直接取材していることにこの本の価値があります。
ファンなら、「そうだったのか」と膝を打つ事請け合いです。
税込2940円は安いとは思いませんが、中古で下がるとも到底思えないので、絶版になる前に購入をオススメします。
レコード・コレクターズ 2012年 03月号 [雑誌]
今号は、さすがの内容です。
サム・クックは、例の紙ジャケの頃だけにかたよらず、全体像を見事に描き上げ、さらには、マニアでないと、と思うようなスペシャルティ・レーベルの頃の特集まである。すごい。
そして、なんと、スマイルボックスの再特集である。これが、また良い。お高い日本盤ボックスを買って、そのあまりの解説等のひどさに泣いた私には本当にありがたい特集でした。
トッドの特集もこれくらいの騒ぎようでいいんじゃないでしょうか。
さて、次号はウォールの特集。狂気ボックスがひどかっただけに、輸入盤で済ませようと思っている人も多いのでは。私も輸入盤なら買おうかなとも思っています。さて、レココレがどんなふうに切り込んでいくのか楽しみです。
ヒーリング2010ライヴ【DVD+CD】[インタビュー収録・日本語字幕・日本語解説書]
2010年9月に全米6会場で「2010 Todd/Healing Album Tour」と題されたツアーで、タイトル通り74年作「未来から来たトッド」と81年作「ヒーリング」のアルバム収録曲を再現したもので、ファンの間で大きな話題に。メンバーはジェシー・グレス、カシム・サルトンなどユートピアのメンバーを含むお馴染みの面子!!アルバムはポップ、バラード、ハード・ロック、ミュージカルなどアイデアが止まらずに溢れ出ていた時期の傑作で、トッドの資質がすべて出たようなコンセプト作品。DVDにはスペシャル・インタビュー映像付きで、DVDと同内容のCDを パッキングした日本独自企画の仕様。
ライブ・イン・ジャパン [DVD]
トッド・ラングレンのボーカリストとしての最高の瞬間をとらえたライブとして貴重かつファン必携の傑作ライブ映像(ただしトッドの黒人音楽趣味についてこれるファン限定と評価したほうがより正確な表現でしょう)、ブルジョア・タッグのラリー・タッグをベースに迎えた最高の白人ファンク集でもある(これを超える白人ファンクはレッド・ゼッペリンのみ)、
一昔前にLD・VHSとして発売されたときも残念だったが、本DVDにも当日のハイライトだったマービン・ゲイ・メドレーが未収録、同時期の別なライブCDには収録されているが、当日の中野サンプラザ・ホールにI was there.の一人として実に残念、あんなすばらしいマービン・ゲイのカバーはいまだに聞いた事がないし、本作収録のバンドの状態を見ればどれほどのものだったかはファンなら想像してもらえるとおもいます、過去のライブ音源発掘が一段落すればつぎはぜひ本作完全版を期待したい、