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特攻現代百物語 新耳袋殴り込みリターンズ
内容のメインは、怪談新耳袋殴り込み! 関東編の話です。
不発となった村上賢司監督作の映画版の裏話、というかバッシングが小気味良く連ねてあります。
毎回の敢えて火中の栗を拾うが如く、怖いが仕事のために心霊スポットに突入するという無茶っぷりは健在ですが、
映画版で指摘があるように、本書でもチャントヨ不在による偏差値貧乏さが発揮されていない感があります。
毎回挙げられる誤字脱字ですが、全く気になりませんでした。
話が全体的にテンポ良く読めました。
最終章では有名どころでなく、全く身近に発生した怪異が後を引きました。
今までの話とは一線を化すスタイルです。
次の本は沖縄編?
ギンティの遅筆が改善しますように…
そしてチャントヨ、お願いですから次作では復活して下さい…
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極悪ノ華北斗の拳ジャギ外伝 下 (BUNCH COMICS)
まぁまぁ面白いです。
ぐちゃぐちゃの絵についても最初はこういう絵もあるかーと思って見ていました。
が、最後あたりのリュウケンの七星点心(漢字あってるか?)をみて笑ってしまいました。
やっぱしただ単に絵が下手なだけなんですね。
北斗の拳という超ビッグタイトルのスピンオフを何故こんな絵の漫画家にやらせたのか(?_?)
ジャギだからこういう扱いなの???
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HELLS Blu-ray
何か面白そうなアニメはないかな?
と思ってアマゾンさんを探していたところ、たまたま見つけた作品です。
値段も手頃で約2時間のボリュームがあり、声優陣も豪華。
ホームページを拝見して興味を引かれ、ほとんど予備知識なしで購入しました。
結果、非常に気に入ってしまい、思わぬ掘り出し物に出会えた、そんな印象です。
原作者は、スターウォーズのコミカライズを手がけた方のようで、
日本とアメリカの漫画をあわせたような、癖のある個性的な絵柄です。
特出すべきは、その漫画をそのままアニメにしたような、あまり見たことのない作風。
アニメというより「動くマンガ」という表現がしっくりくるように思います。
ストーリーも非常にテンポがよく、予想以上に奥深い設定を持ち合わせており、
熱いノリあり、パロディネタあり、どんでん返しあり、感動ありと、
エンターテイメントの要素が数多く盛り込まれています。
主人公である女子高生りんねの、清々しいほどに揺るぎないまっすぐな信念は、
最近のアニメの主人公に少ないタイプで、見ていてとても気持ちいいですね。
難点は展開が早いため、しっかり見ていないと置いてけぼりをくらうことぐらいでしょうか。
知名度は高くないようですが、自分は自信を持っておすすめしたいと思います。
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極悪の華北斗の拳ジャギ外伝 上 (BUNCH COMICS)
先日、コミックを購入して読みました。
思っていたよりも、真剣克つ、シリアスな部分が多かったように思います。
外伝は、レイも読みましたが、個人的にこちらの方が、面白かったです。
ジャギが、北斗の拳で見せていた、非道な人間性は、はじめからあったものではなく、成長していくなかで、備わっていったものなのか?と思わせるラストでした。
不器用だけれど、直向きだったからこそ、今のジャギがいるのかもしれない・・・
登場する、幼なじみの女の子が、ジャギに惹かれていく気持ちが、違和感なく伝わってきました。
次巻は、夏ごろ発売のようです。
続きが楽しみです。