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Famous (Clean)
1stでは「ニルヴァーナの再来」とまで言われた(らしい)ほど、重低音の効いた、
切々と叫びを上げるようなサウンドが心を打った。
2ndではテクニックが向上したおかげで、前作のような力強い泥臭さは少しなりをひそめ、
代わりに「聴かせる」曲を持ってきた事もあって1stで好きになったファンからは賛否両論あった。
そして待望の3rd。
聴いてみると分かるけれど、どれも軽い。2ndの頃より軽い。
おまけにグランジなのに「ご陽気」なのは如何なものか。
(ニルヴァーナと比べて、ややご陽気だったのが彼らのサウンドの「救い」でもあり、
それが彼らの良さでもあったのだが、今回はちょっと悪い方に振れてる気がする)
ステーキハウスに入って胃を壊す覚悟で400グラムのサーロインを頼んだはずなのだが
何故かほうれん草のお浸しだのワカメの酢の物だのが出てきた感じがする。
いや、旨いんだが、しかし違う。違うだろPuddle。俺はステーキが食いたいんだ。
しかしこのアルバム内で一番良かったのが大甘の"We don't have to look back now"。
Puddleはグランジというワクに入れるべきじゃないのかも、と思ったり思わなかったり。
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Famous
初めてのロックには重すぎる、もう一枚と買うには軽すぎる
2ndがこんな感じで売れなかったpuddle of mudd
ハッキリ言ってフェイマスもそうです。
1stの頃の重いイメージは完全に成りを潜め、ポップで開き直った軽さが目立つ曲ばかりで構成されてる
日本人受けのしなさそうな統一感の欠けたアルバムですが、puddle of muddが聴きたいんだ!洋楽が聴きたい訳じゃない!って人にはホントにオススメです。
1曲1曲が聴けば聴くほど癖になる曲ばかりで、その辺は2ndアルバムと同じく独特の軽さの良い面
しかし逆に言うと、キラータイトルのなさ、キャッチーでパッと耳に残りやすい曲が無いと言うことになりますが。
まあ何が言いたいかって言うと、ニルバーナニルバーナ言われてますが、ニルバーナの模倣が聴きたいならニッケルバックとかのが良いですよ。と
famousはpuddle of muddはpuddle of muddってジャンルとして出来上がりつつあることを証明したアルバムです
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カム・クリーン
サウンドは激しく、NIRVANAの再来!と呼ばれたようにノイジーなギターを中心としたグランジサウンドなのだが、中身・メロディは分かりやすく、すんなりと入っていけるキャッチーな曲が多い。
#1のControlを聞いて、気に入ったのであれば買いだろう、こんなのが聞きたかった!という感じの曲が一杯入っている、後半は若干ダレてしまうけれど。