デビルサバイバー2 特典 伊藤賢治★アトラスサウンドチーム★スペシャルサウンドトラック(仮称)付き
システム周りは明らかに進化してます
悪魔辞典、セ−ブデ−タ3つ、引継ぎ要素がポイント制と
何回もあそべるように工夫してくれてます。
ただスト−リ−やキャラは明らかに1が上だと思いました
サバイバーというだけあって極限状態を悪魔を使って打開していく展開に
引き込まれた1でしたが
今回は衣食住完備でワ−プまでできてそれを提供してくれるのが17歳の美形上司
この状態で使途もどきと立ち向かう展開についていけず…
悪魔じゃないんで当然会話もなく前作のベルデルみたいに緊張感を煽ってくれるような中ボスもいません
死に顔サイトも頭の上に数字が出る演出のほうがよっぽど怖かった
茶碗蒸しやお土産のボケはどうしてもやらなきゃだめだったんだろうか…
戦闘や悪魔作りは楽しいのですが2週目はもういいかな。
テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.6
一話ごとに「プレイヤー」が命と引き換えに自分達の守るべき地球を守り通す。
この巻ではモジとアノ・マキがプレイヤーとなって、彼らの大事な守るべきものの為に戦いを貫き通します。
「ぼくらの」に登場する少年少女は一人一人の生き方がとても複雑なので、興味深く彼らの人間模様を観察させられます。
何気なく口にするステーキの肉も、もしモジやアノのように、誰かの幸せの為に命を差し出したものだったら(そうだと考えたい)、僕らはそれを喜んで美味しく頂くしかないのでしょうね。
テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.5
13話 地球:マキ編(後半)。
この戦いの恐るべき意味が明らかになります。
敵ロボットとの戦闘、周辺の演出、戦闘後に広がる空前絶後の光景、優しさあふれる結末。息を呑む展開が続きます。シリーズ屈指の出来で、シリーズ前半を締めくくるにふさわしい完成度です。
敵ロボットのコアを開くシーンにDVDオリジナル部分が少々あります。
14話 迷い。
アニメオリジナル編の始まりです。ジアースのテクノロジーをめぐって後半の鍵となる人物/組織が次々と登場します。オリジナル編のキーワードは「生きる」。
契約者の子供達が生き残るための模索がはじまります。
15話 自滅:キリエ編(前半)。
突如面倒見が良くなるウシロ。「羊羹」にまつわる迷文句。ジョーカー=タモツの登場。ハラキリ。森田監督いわく「キリエ編は変化球ばかり」。「変化球」も捨てがたいのですが、シリーズ前半と比べて違和感が大きいのが残念です。
「ハラキリ」は最終回につながる伏線になります。
コメンタリーは森田監督、阿澄佳奈さん、浅沼晋太郎さん。浅沼さんの鋭いツッコミとアフレコ内幕話に注目です。
鬼頭莫宏短編集 残暑 (IKKI COMICS)
「ぼくらの」が非常に面白く
他の作品も読みたいなぁ〜と思っていた矢先に
浜松町の本屋で発見、即購入。
デビュー作からの読みきり作品が収められている。
だれそれの影響を受けていると思われる
デビュー作の絵柄が、1作ごとに
色んな描き方を試し現在の絵柄に辿り着いた変遷も楽しめる。
が、本作の醍醐味は、作品中に流れる
時間の流れに対して無力な人達の
どうにもならない、抗えないもどかしさが
読後に心に染みていることだ。
なんてことない物語のように見えて実は人の心の奥底を覗く感じ。
白っぽい絵柄が尚更なんてことないストーリーに見えさせるというフェイントにもなっている。
これは現在連載中「ぼくらの」にも共通して言えることだ。
デビュー作から一貫して、そのテイストを保っているところがスゴイ。
ぼくらの 11 (IKKI COMIX)
遂に最終巻‥。最後のパイロットであるウシロが
大切な者の死に触れ
目を逸らしてきた現実と向かい合い
戦う意味を問い
地球を背負うという重さ(大きな犠牲と救いのジレンマ)
に葛藤する心理描写が見事に描かれています。
痛みを与える苦痛を知っているウシロが相手を殴れない所からのまさかの展開は読んでいる者の
予想を大きく超えていて、その時の選択を迫られるウシロの描写は思わず涙しそうになりました。
また、セリフが入っていない10ページにも及ぶ描写があるんですが、そこのシーンの深みが凄まじく
そこで今迄読んできたシーンが結び付き言葉にならない思いが‥。
作品の性質として敢えて謎や未消化の要素が残っていますが、終わり方としては納得のいく
素晴らしいものでした。特にこの巻でのコエムシの話す言葉や態度にはとても重みと深みがあり
本当の意味で共同体となっていた気がします。
鬼頭莫宏先生は人間というものを本当に見事に描いていて
読んでいると漫画の世界と一蹴できないものがあり色々と考えさせられます。
是非、1度手に取って読んでみて下さい。